The Vegan Food Experience in JAPAN② ~数年後を変えていく為の一歩を先取りする、今のビーガンフード事情~

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ここ数年で増え続けているのは“オシャレでインスタ映えする”飲食店。
そんな中、「身体が喜ぶもの」「環境の為になるもの」を提供するお店が増え、どこの国でも動物も人間も幸せに感じる時代が来て欲しいというのが私の想いです。
前回の記事The Vegan Food Experience in JAPAN①に引き続き、今回は今後のビーガン市場の流れを予測しながら、合わせてビーガンカフェを紹介していきます。

まずは、

Ballon TOKYO

中目黒から徒歩5分。
目黒区役所の向かいの通りにある、
100%ビーガンのファラフェルサンドと
ビーガンソフトクリームの専門店です。

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【ファラフェル】とは何なのかというと、
ひよこ豆、ハーブ、スパイス等をミックスし、丸く捏ね素揚げをしたコロッケのようなもので、中東で親しまれている食べ物。

早速店内に入ると、本やドリンクが壁際にディスプレイされていたり、オシャなタイルの床や壁、イス等、小さな空間ながらもどこを切り取っても映えるような店内がとても印象的でした。

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ファラフェルサンドは、S、M、Lサイズの3種類で展開されており、
私は、1番スタンダードのMサイズを注文。
この日は雨天だったため、雨の日限定のパクチートッピング&ファラフェル増量が無料で提供しているとスタッフの方が教えてくださったので、パクチーを追加でトッピングしてもらいました。

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具材は全て手作りで、舞茸や茄子、人参など数種類の野菜とファラフェルが入っており、ボリューム満点で、かつそれぞれ食べる場所で様々な食感が楽しめるようになっていて、“ここには何が入っているのだろう”と終始ワクワクしていました。

デザートに、スタッフオススメのビーガンアイスクリームを。
9種類の自家製トッピングもあるので、プレーンからトッピングの組み合わせまで、自由に楽しめます。

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アイスは豆乳と甘酒、アガベシロップで作られており、ほんのり自然な甘みが口の中で広がり、幸せな気分になりました。

“身体によくてちゃんとおいしい、を広めたい”
というコンセプトのもと、昨年の4月にオープンしたBallon TOKYO。
オーナーを務めるのは、レシピ本でベストセラーシリーズとなった「作ってあげたい彼ごはん」の著者で有名な、フードコーディネーター兼料理家のSHIORIさん。

ご来店されるお客様は、近隣にお住まいの方から会社務めの方、土日には外国の方まで幅広いお客様がいらっしゃるようです。

ファラフェルサンドはどこでも手軽に食べられて、栄養もボリューム満点なので、サイクリングされる方も外のカウンターから、手軽に立ち寄って購入される姿も見られました。

“すぐに買って帰れる”というテイクアウト対応ができるビーガンフードも必然的に馴染み深いものになるはずです。
個人的な解釈ですが、もしかするとこちらのお店も、先を見据えたつくりにされていたのかもしれないですね。

Ballon TOKYO
東京都目黒区中目黒3-2-19
ラミアール中目黒104
11:00~18:00(不定休)





続いては、広尾駅から徒歩3分ほどのところに
今年の4月オープンしたばかりのお店。

Vegan cafe

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こちらのお店は、お客様の声を第一に考えて試行錯誤された日替わりビュッフェが人気で好評の事。
まだオープンしてわずかながらも、沢山のお客様で賑わっていました。

この日は大泉工場スタッフと2人で訪れたので、ビュッフェとロコモコ丼を注文。

ビュッフェは、春雨サラダや温野菜、豆腐ハンバーグや筑前煮と10種類以上のメニューが豊富で、全てのお客様が楽しめるように工夫されていました。

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和食のメニューも取り揃えられている為か、外国人の団体のお客様の方もいらっしゃいました。

ロコモコ丼のメインとなるハンバーグは、オーガニックのキヌアとチアシードを豊富に使用して作られており、ふんわり柔らかい食感と生姜の効いた和風ソースが絶妙な美味しさです。

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デザートに、穀物コーヒーの豆乳アイスクリームと、
オーガニックグラノーラにベリー、ライスミルクが盛り上がって盛り付けられたミニミニライスミルクパフェをそれぞれ注文。

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シンプルな味で美味しいのはもちろん、ビジュアルがとってもキュート。

Vegan cafeのオーナーである猪野裕子さんは、もともとベジタリアンだったのだそうですが、ある日仕事で多忙な日々が続き、体調を崩した事がきっかけで、パートナーにビーガンフードをゼロから教えてもらい今に至ったとの事。

ビーガンカフェをすると決めてからわずか2週間で、内装からその他準備等全て行ったという驚異のエピソードをお聞きしました。店内は常連さんのような方々がたくさんいて、スタッフとお客様の楽しい会話が店内に響き渡っており、まるでずいぶん前からここにお店があったかのような落ち着いた雰囲気が漂っていました。

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猪野さんの右腕としてお店のシェフをされている榊原友里亜さんは、
地元である福島県にて冠婚葬祭などで料理人としてご活躍されていました。
同じ地元である猪野さんとのご縁にてVegan cafeに転職し、立ち上げから携わっているとの事。様々な経験を経て今に至るので、都度お客様が求めているものに合わせてメニューを考えているようです。

現在増え続けているのは、
一目見て可愛い、オシャレと思えるようなお店やフード。

様々なブームが流れている中、それらが作られる背景まで
目を向けられていないのが現状です。

今回ビーガンカフェのお店を回った中で1番感じたのは、
お店のスタッフやそこに訪れているお客様は、皆笑顔で溢れていたという事。

ビーガンは、人間を幸せにするだけでなく、
動物、そして環境をも救う事が出来るものなのです。

私たちの明るい未来の為にも、
ご紹介させて頂いたビーガンフードのお店をはじめ、
そのきっかけとなる飲食店が増えていく事を願っています。

Vegan cafe
東京都港区南麻布4-5-65
広尾アーバン1F
10:00~21:00(L.O.20:00)

ABOUTこの記事をかいた人

大泉工場の公認ライター。某ファッション誌のオフシャルブロガーを務めながら、モデルや得意な空想画を生かしたアーティスト活動を行っている。2015年には、独自の世界観を表現する場所を設ける為に「Various.」を立ち上げ、日本の和を軸としたアートスナップを国内に問わず海外へ向けても発信し続けている。自身のルーツである植物や花を眺めるのが日課。