【大泉工場イベントレポート】PROSPECT vol.2 ~ヴィーガンチョコレートマフィンのワークショップとトークセッション~

大泉工場NISHIAZABUで未来の地球環境が、少しでも明るくなる為に今できる事を考えるイベント“PROSPECT”の第2回目を2月11日に開催しました!

今回はValentineシーズンということもあり、Valentine giftのワークショップを催しました。スイーツのワークショップを多数主催されている雑穀エキスパート、栗崎優子様を講師としてお招きし、ヴィーガンマフィンにチョコレートをかけ可愛くラッピングするワークショップです。すべてヴィーガン・オーガニックの材料から作るマフィンに参加いただいた皆様も目をキラキラさせていました。

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参加いただいた方にこのマフィンはどなたへ?とお聞きするとなんと全員“自分へのプレゼント”との回答。最近のValentineは好きな人へのプレゼントとは限らないのですね笑
美味しいものは自分へのご褒美ですと嬉しそうにお話されていました。

図2

トッピングには、クコの実やカカオニブ等の中から思い思いの物を乗せます。チョコレートが固まるまでの間はトークセッションのお時間。メインテーマは“フェアトレード”についてです。

ゲストスピーカーには株式会社アルマテラの柳川亜紀子様 にお越しいただきました。
アルマテラ様はオーガニック食品やフェアトレード商品の輸入販売を行われている企業様で、今回のワークショップで使用したチョコレートやマフィンの材料もアルマテラ様の商品を使用させていただきました。

フェアトレードとは、生産者に正当な報酬を支払い、公平公正な貿易を行うことを目的とした取り組みです。開発途上国の小規模生産者・労働者の持続可能な開発を促進することを目的として設計された「国際フェアトレード基準」を採用し、・経済的・社会的・環境的に開発途上国を支援する制度を言います。
現在世界中で1億5000万人の児童労働者がいるとされ、その多くが農業従事者です。
生産額ベースでの食料自給率が約66%の日本に住む我々が口にする食品も児童労働に支えられた物もあるのです。
生産物が適正な価格で買い取ってもらえず、収穫量を上げるために労働力として児童を起用する。学校に行けず低賃金での労働が生涯続き、次の世代もそのサイクルから抜け出せない。そうした児童労働の問題だけでなく、収穫量を上げるための農薬散布等による土壌汚染や伝統的な農法の衰退等も問題とされており、それらの問題解決のため、フェアトレードの取り組みは非常に意義があると言えます。

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今回のイベントご参加者の中にはフェアトレードという言葉は認識していても、細かな内容までは知らないという方も多くいらっしゃいました。
フェアトレードの商品を見かけたら手を伸ばしてみる。これだけでも未来の地球は少し明るいものとなるかもしれません。

“PROSPECT”次回は初夏のころを予定しています。
また違った角度から未来・将来の事を考えるイベントをご用意いたしますので、
是非遊びにいらしてください。

図5

 

大泉工場NISHIAZABU_logo

ABOUTこの記事をかいた人

Tanaka

大学卒業後、地元関西を離れ東京で飲食業に従事。2017年、飲食業をよりマクロな視点でとらえたいとの思いから転職を決意し大泉工場に入社。直営店勤務~PRチームを経て2022年よりOKS CAMPUSチームに移籍。(ARTISAN) FARMERS MARKET KAWAGUCHIを中心にイベントの企画・運営に従事。あらゆる環境を素敵にしていく為の活動エネルギーは家族3人と猫1匹の温かい家庭環境から生まれている。