コンブチャと砂糖のはなし

こんにちは!1月からKOMBUCHA_SHIPに携わらせていただいているマリです😊
今回は、KOMBUCHA_SHIPでコンブチャを作るときに使っている“砂糖”についてご紹介します。

KOMBUCHAは、酵母菌と酢酸菌でダブル発酵させた発酵飲料なのはご存じですか?

そして、酵母菌が発酵する際に必要なのが糖で、砂糖はコンブチャには欠かせない大事な存在なのです。

みなさん糖と聞くと、「低糖質」「身体の糖化」など健康を気にされている方には糖を摂取する事にあまり良いイメージがないかもしれませんが、糖は唯一の頭のエネルギーですし、それ以外にも私たち人間の身体に嬉しい働きをしてくれる種類の砂糖もあるんです!

サトウキビと甜菜について

まず、国産砂糖の原材料はほぼ、サトウキビと甜菜(てんさい)というのはご存じでしょうか?

サトウキビは名前からして、砂糖になりそうですし、『ざわわ〜』で有名ですよね。
一方、甜菜はほうれん草の仲間だそうですが見た目はカブに似ています。

そんな2つの植物から出来る砂糖の味は、甜菜からできる砂糖はさっぱりした感じであまりクセがなく、サトウキビから出来る砂糖は、口に残る甘味でコクがあると言われています。

KOMBUCHA_SHIPのコンブチャは、甜菜からできた甜菜糖(ビート糖)とサトウキビからできたキビ糖を絶妙にブレンドして優しい味を作り出しています。

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(甜菜)

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(サトウキビ)

砂糖というと上白糖やグラニュー糖など、白い砂糖をイメージするかと思いますが甜菜糖やきび糖は薄茶色です。

白い砂糖は精製糖と言われ、植物から取った甘い汁を煮詰めた液を後遠心分離機にかけ蜜と結晶に分け、結晶の方だけをさらに濾過し作られます。

不純物を取り除くことでクセのない甘い砂糖となるのですが、精製の工程の中でミネラルなども取り除かれてしまいます。

色の付いた砂糖は含蜜糖と言われ、白い砂糖では取り除かれる蜜の部分も含まれておりミネラルを豊富に含んでいます。

100gあたり
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【出典】日新製糖株式会社 成分表示、ホクレン ホームページ、日本食品標準成分表2020年版(八訂)

サトウキビを原料としている、黒糖、きび糖にはミネラルが豊富に含まれていて、特に多く含まれているカリウムは、摂取しすぎた塩分を身体の外に出すという働きをしてくれますので、浮腫みの予防にもなります!

また、甜菜糖にはオリゴ糖が多く含まれこのオリゴ糖は腸内に住む善玉菌のエサとなり、腸内環境を整えるサポートをしてくれます!

【腸活】のワードからコンブチャに興味を持たれた方には朗報ですね!

砂糖=カロリーは高いし、身体に悪いというイメージは強いかと思いますが、KOMBUCHA_SHIPで使用している砂糖は、ミネラルやオリゴ糖が含まれる砂糖を使い、さらに1本あたり45kcal(18kcal/100㎖)ですので安心して飲んでいただけると思います。

もちろん、大泉工場のブランド『KOMBUCHA_SHIP』ですので全て国産ナチュラルにこだわっています。

是非、お飲みになるときはお砂糖の味も味わってみてください。

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ABOUTこの記事をかいた人

Mari Nishimiya

海や山など自然の中で行うスポーツが大好き。自然環境について大泉工場の考え方に共感しKOMBUCHA_SHIPへ。地球にも人にも優しい人間になれるよう修行中。