旬の菜の花について

大泉工場NISHIAZABUのharuです。

満開の桜、各地で楽しまれた方も多いのではないでしょうか。
本社の敷地内も、満開となり多くの方にご来場いただいております。是非、新緑の季節も気持ちのいい空間なので訪れてみてください☺

春といえば、生命が芽吹く季節。大泉工場NISHIAZABUにも様々な菜の花が届いております。

菜の花とは?

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山東菜の菜花 (Sols FarmさんInstagramより)

菜の花とは『アブラナ科アブラナ属の花』の総称で、実は特定の植物名ではありません。キャベツや白菜、かぶ、小松菜、ブロッコリーなどが花を咲かせると黄色い花を咲かせるので、すべて『菜の花』と呼ばれる傾向があります。

日本の在来種『アブラナ』

アブラナは日本の在来種で、古事記や日本書紀の頃は野菜として用いられていたそうで、室町時代以降は灯火用として栽培され、搾油用に使われていました。(菜種油と呼ばれていました)
その後、明治初期から含油量の高い外来種の『セイヨウアブラナ』が導入され、搾油量が一気に増えました。

ということは、菜種油とは『アブラナ科野菜の種からできた植物油』ということです!
私自身も勉強になりました!(笑)

見方によって名前が変わるのも面白いです。
・種子から油をとるとき→『アブラナ』
・若い茎葉を野菜と見るとき→『青菜』
・花を主として見るとき→『菜の花』

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江戸時代、菜種油作りの工程の一部 油の普及で灯りがつき、生活環境に様々な変化が起き始めた

菜の花のおすすめの食べ方

旬の菜の花は、シンプルにさっと茹でて、オリーブオイルと天然塩でいただくのがおすすめです。
当店でもお取り扱い中の『IL LECCETO-ORGANIC EXTRAA VIRGIN OLIVE OIL』はイタリアのオーガニックオリーブオイルで、元々絵描きの造り手さんがつくる薫りのいいオイルです。

個人的には、お豆腐にこちらのオイルとお塩をかけて食べるのもオススメです。

『新三郎商店-またいちの塩』は福岡県糸島で平窯でじっくり煮詰めて丹念につくられた天然塩です。塩味より旨みがすごいので、素材の美味しさを引き立ててくれる逸品です。
一家に一個、必須です。
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まとめ

苦みを美味しいと感じるようになり、大人になったなぁと思う近頃です。
大泉工場NISHIAZABUでは、在来種や自然農法のお野菜などあまりスーパーでは見かけないお野菜、調味料を取り揃えておりますので、ぜひお立ち寄りくださいませ!

皆様からのおすすめのレシピもお待ちしております♪

ABOUTこの記事をかいた人

HARU

大学時代は国際学を学びスペインに語学留学。滞在中に行ったイタリアやモロッコなどで食や文化について興味が湧き、飲料会社での営業を経て大泉工場に入社。趣味はワインバー巡りと日光浴。昨年から自然栽培で在来種のお野菜を育てる活動にも参加している。