アバター 「山本 泰子」の記事

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街全体でビジネスのノウハウを共有。世界のベストレストランに選出された街「サン・セバスチャン」

今、新たな美食の街として注目されている、スペイン北東部の小さな街サン・セバスチャン。前例のない新しい料理を作ろうと地元のシェフたちが起こした新しい美食料理のムーブメント「ヌエバ・コッシーナ(新しい食)」を求めて、世界の美…

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デンマークの世界一のレストランが教えてくれる、グローバル社会だからこそ活動範囲を狭めることの意味と、そこから生まれる莫大な付加価値。

デンマークの首都、コペンハーゲンにある「Noma」というレストランは、驚くような料理を提供するレストランとして知られており、料理が鉢に植えられて出てきたり、コケやアリなど通常一般的なレストランでは見かけないような食材を使…

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もうちょっと真剣に考えよう。役人が作った街に住みたいか、それとも本当の「自分たちの街」を作りたいのか。

今よりも人口がはるかに少なかった江戸時代の町のマネジメントは、その地域に住む人々によって行われており、道路を作るにしても土を運ぶ人、水を運ぶ人、石を積む人など、それぞれ役割を分担し合って作業し、住民が町を管理していくこと…

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お客様が一滴でもコーヒーを残したら不安になる「ニューヨークでコーヒーの味を芸術のレベルまで引き上げる人達。」

2016年2月、イギリスのNPO団体「アクション・オン・シュガー」の報告書によって、スターバックスの「ホットチャイ」の一番大きいサイズには、小さじ25杯分(約100g)の砂糖が入っていることが発表され世界的なニュースとな…

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原爆を体験した日本の原子炉の保有数は世界第3位「自分たちの細胞を傷つけ続ける日本人と70年という時間が教えてくれるもの。」

東日本大震災で起きた福島第一原子力発電所の事故から5年が経つ今も、地面に降り積もり、海に流れ出る放射性物質をすぐに解決する術は無いに等しく、昨年の9月の時点で公表されているだけでも約20万人という避難者は「元には戻れない…

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まずは従業員。次に顧客、その次にコミュニティ。そして供給者、最後に投資家。をモットーにするハンバーガー屋さん。

マクドナルドを筆頭に、スピーディーに効率良く商品を提供するファストフード店がアメリカや日本で大いに受け入れられている背景には、女性の社会進出により家事に時間を割くことができなくなった母親が増えたことや、マクドナルドに子供…

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20代で富を築いたフェイスブックの創業者たちが導き出した答えは「モノから幸せを得ることはできない。」

日本はもともと質素な生活を好む民族で、戦後ある程度豊かになった1980年頃であっても、何かを購入する際は必ず家族内で相談し、仮に臨時のボーナスがあったとしても、みんなで回転寿司に行って、後は貯金という家庭がまだまだ多かっ…