こんにちは、経理担当miitaです。
レジ横に並ぶ「環境にやさしい」という言葉。
リサイクル素材、植物由来、カーボンニュートラル。
その表示を見つけると、少しだけ気になったり、手に取ってみたくなったりする。
そんな経験ありませんか?今回はその心理について、書いてみようと思います。
そしてその商品をかごに入れた時。いい選択をした、地球に配慮できたといった、小さな満足感も一緒に買い物袋の中に入ってくるのです。
行動経済学では、人は「自分が正しいことをしている」と感じると、心理的な報酬を得ると言われています。これは「ウォームグロー(温かい光)効果」とも呼ばれていて、具体的に言うと、寄付やボランティアなどの利他的な行動をとった際、見返りを求めずとも、行動自体によって人(行動した人自身)が内心の満足感や暖かい気持ちを得る心理現象のことを言います。
エコ商品を選ぶこともまた、その一種であり、環境のためであると同時に、自分のためでもあると言えます。
もちろん、それ自体は悪いことではありません。むしろ、良い行動がポジティブな感情と結びつくことは、持続可能な社会にとっても大切な循環だと言えますよね。

ですが近年、「グリーンウォッシング」という言葉が広がっているのをご存じでしょうか。実際以上に環境配慮を装う表示や広告のことをそう呼ぶそうです。欧州委員会の調査では、環境主張の約4割に根拠が十分でない可能性があるという報告もあるそう。
「エコっぽい」は、消費者の安心を引き出す強い力を持っていて、利用しやすいのです。だからこそ、その言葉はときに曖昧なまま使われてしまいます。
安心したい私たちは、その「エコっぽい」に騙されます。
気候変動、資源問題、海洋汚染。大きすぎる課題を前にすると、なんだか堅苦しくてよくわからないし無力な気持ちにもなります。だからこそ、「この商品を選べば少しは役に立つ」と思えることは、心の支えになるのです。
でも本当に必要なのは、「安心すること」そのものではありません。だからと言ってこの大きなエコというテーマについて、完全に理解しようとすることも難しいですよね。
ではどうすればいいのか。
エコという言葉に触れたとき、ほんの一呼吸だけ立ち止まって考えてみましょう。
それは具体的に何を減らしているのか。どこまでが事実で、どこからがイメージなのか。
完璧に見抜く必要はありませんが、一度考えてみることが大切です。
以前の紙ストローのコラムを書かせていただきましたが、エコというイメージに踊らされていることは世の中には多くあるのです。
安心感は悪者ではないけれど、安心だけに身を預けると、思考はそこで止まってしまいます。
「環境にやさしい」という言葉の奥行きを、少しだけのぞいてみる。
そんな積み重ねが、本当にやさしい選択へとつながっていくのかもしれません。
大泉工場の取り組み
私の所属する株式会社大泉工場では、再エネ100宣言へと参加を表明し、敷地内で使用する電力全てを自家発電で補っています。
敷地内で運営する1110cafe/bakeryで出る野菜やKOMBUCHA breweryで出る茶葉のカスなどは自社のコンポストにて肥料として生まれ変わり所有の畑で再利用しています。
また「RECYCLE STATION」を設置するなど、
身近な二酸化炭素(CO2)の根本的な削減に向けて日々取り組みを行っています。

参考: グリーンウォッシュとは





