こんにちは、PRの田村です。 街中がキラキラと輝き始め、いよいよクリスマスが近づいてきましたね。皆さんは「クリスマスマーケット」に足を運んだことはありますか?
憧れの風景を追いかけて、神宮外苑へ
11月末の週末、私はかねてから楽しみにしていた神宮外苑のクリスマスマーケットへと向かいました。
きっかけは数年前、旅行先の札幌で偶然出くわしたクリスマスマーケットでした。雪が舞う中、もっちりとした温かいプレッツェルを頬張り、熱いコーヒーを飲む……。あのロマンティックな高揚感が忘れられず、「今年もあの空気感に浸りたい!」と、東京の会場へ足を運んだのです。

しかし、外苑前への道のりは想像以上の賑わいでした。 会場へ続く銀杏並木は、見事な黄葉を背景に写真を撮る人々で大混雑。まるで黄金の絨毯の上を、人波を縫うように進み、やっとの思いで入場口にたどり着きました。入場までに30分ほど並びましたが、それもまた期待を高めるプロローグのようです。

クリスマスマーケットとは?
ドイツやオーストリアなどヨーロッパ各地で、クリスマスを迎える4週間(アドヴェント)に開催される伝統的な市場です。木造の屋台(ヒュッテ)が並び、冬の長い夜を華やかに彩る風物詩となっています。

誤算さえも楽しむ、日本流のクリスマス
有料チケット(1,500円)の特典であるオリジナルマグカップを手に会場へ入ると、そこは別世界。 広場の中央には、ドイツからやってきた巨大なモニュメントツリーが燦然と輝き、木造の屋台(ヒュッテ)が軒を連ねています。
「これこれ!まずは思い出のプレッツェルを……」 無事に目当ての品をゲットし、次は熱々のスープやソーセージを、と意気込んでいた私に、ひとつの「誤算」がありました。
……寒くないのです。
11月末とは思えないほどの小春日和。本来なら、凍えるような寒さの中で「あったまる~」と言いながらホットチョコレートを飲むのが醍醐味のはずですが、気がつけば冷たい飲み物を探している始末。理想のシチュエーションとは少し違いましたが、これもまた温暖な日本ならではのクリスマスマーケットの姿かもしれません。
寒さに震えることはなくても、煌びやかな光の中で人々が笑顔でツリーを見上げる姿は、まさに「クリスマスを待つ喜び」に溢れていました。
我が家のアドヴェントと、クリスマスの「主役」
マーケットを後にし、我が家でもクリスマスの準備(アドヴェント)が始まりました。
娘も大きくなり、大きなツリーを飾ったりサンタさんへ手紙を書いたりすることはなくなりましたが、今でも欠かさないのが「アドヴェントカレンダー」です。「全然準備が進んでいる様子がないけど大丈夫そ?」と娘に急かされ、今年もあわてて用意しました。

娘の好きな駄菓子を詰め込むと、なんとも日本らしい雰囲気に……(笑)。毎朝、日付に沿って律儀に中身を取り出して楽しんでいる様子を見るのは、私の密かな楽しみでもあります。
そして、当日の食卓を彩る「お楽しみ」も準備万端。 今年も「1110 CAFE/BAKERY」の特製オードブルは忙しい平日のクリスマスの夜を助けてくれそうです。

準備に追われることなく、家族でゆっくりと美味しいものを囲めるのは、忙しい年末にとって何よりの贅沢。マーケットで感じたあの華やかな気分を、今度は自宅のテーブルで再現したいと思っています。
皆さんも、どうぞ素敵なクリスマスをお迎えください。





