こんにちは。
“素敵な環境を創造する会社” 大泉工場で人事総務を担当している富本です。
先日、社長をはじめ OKS STAFF のメンバーと一緒に、今年3月に植えたショウガの収穫に行ってきました。
「人が生きていくうえで欠かせない営み」を身体で実感できた、とても貴重な1日でした。
大泉工場は、マクロ(地球規模)からミクロ(私たちの腸内環境)まで“素敵にする”というビジョンに基づき、日々さまざまなアクションを重ねています。
そのひとつが、今回ご紹介する 農業事業 です。
そもそも大泉工場が大泉農場を作ったワケ
1.食と健康、持続可能性へのこだわり
有機農業を通じて「カラダとココロの健康」「素敵な地球環境」を実現したいという想いがあります。
2.自社の食料事業とのシナジー
大泉工場は、発酵飲料(コンブチャ)、プラントベース食品、コールドプレスジュースなどを手がけています。自社で有機農場を持つことで、原料の安全性・品質を確保しやすくなります。
3.社会課題への貢献
農地の有効活用(特に耕作放棄地)、ソーシャルファームモデル(雇用と福祉を組み合わせた農業形態)などを推進することで、社会課題解決にも貢献しようとしています。
4.オーガニック市場・文化を広げたい
大泉工場の代表・大泉寛太郎社長は、有機(オーガニック)を「もっと自由に」「楽しく」する挑戦を掲げています。オーガニック食品を、健康だけでなく楽しさやデザインによって広めたいという考えがあります。
5.ブランド体験・場づくり
大泉工場は「場づくり」にも力を入れており、農場を拠点としたコミュニティづくり(イベント、マーケット、体験)を通じて、自社ブランドの世界観を体験できる場所を提供しています。
6.認証・信頼性
農場ではJAS(有機認証)取得を視野に入れており、消費者に対して信頼できるオーガニック供給源を確立しようとしています。
7.有機野菜農場運営
様々なプロダクトを生むために、多種多様な野菜を栽培しています。 また、気軽に農業に触れることができる体験機会の提供も計画中です。
8.有機農業(農家)の拡大
全国の有機野菜農家とのリレーション強化し、有機野菜の仕入れ・販売を行うほか、有機農家の想いや取り組みを大泉工場主催のマルシェイベント「(ARTISAN) FARMERS MARKET KAWAGUCHI 」で紹介していきます。
9.社会課題解決への貢献
耕作放棄地有効活用のモデル構築、ソーシャルファームモデル構築など、農業を通じて関わる人のウェルビーイングの実現を目指します。
このように、大泉工場は単なるビジネス目的だけでなく、企業理念・食への哲学・社会貢献・ブランド体験などを統合する形で有機農場を構築しており、それによって「健康」と「環境」と「コミュニティ」を同時に実現しようとしています。

八尋さん監修のもと、種まきから収穫までを体感
この取り組みを支えてくださっているのが、福岡で農福連携の就労支援事業所を運営する顧問・八尋さん。
社長とは長年信頼関係を築きながら、さまざまな野菜づくりをご一緒しています。
今年3月、まずは“種ショウガを植える”ところからスタート。
「ショウガってショウガを植えて作るんだ!」と最初から学びの連続でした。

畝の上には “マルチ” と呼ばれる黒いビニールをかけます。雑草防除や保温・保湿、害虫対策のための大切な作業です。


収穫!
当日は10人以上のメンバーが集まり、分担しながら収穫を開始。
8ヶ月かけて大切に育てたショウガはどうなっているのか……?
畝の上から伸びた葉っぱを目印に掘り起こすと、
そこには種ショウガから立派に育ったショウガたちが!
束ね始めるとフワッと広がるショウガの香り。
いろいろな形をしたショウガを集めながら、
「普段食べているものがどうやって育つのか、私たちは思っていた以上に知らないんだな」と、しみじみ感じました。

農作業を通じて生まれた”かけがえのないこと”
会社の取り組みを通じて、体感しながら学べるのは大泉工場の大きな魅力。
仲間と力を合わせて“モノづくり”に携わる時間は、とても価値があります。
同じゴールに向かうことで、仕事中とはまた違った会話が生まれ、チームの活性化にもつながりました。
人って、土に触れるとなぜあんなに穏やかになるんでしょう?(笑)
作業後にみんなで飲んだ「_SHIP KOMBUCHA」、そして訪れたお蕎麦屋さんのカツ丼……これがまた最高でした。
“人としてアップデートできる機会”をつくってくれる社長には、感謝しかありません。
人生において価値のある時間をどれだけ過ごせるか、濃く生きるか。があらためて大切と感じました。

まとめ「収穫がゴール」ではない
今回のコラムでは、大泉工場で働くことで得られる体験や学びをお届けしました。
でも、これはゴールではありません。
大泉工場のメンバーが力を合わせて育てたショウガ。
このショウガたちを どうやって皆さんへ届けるのか —— ここからが、大泉工場の本当の挑戦です。
“地球に優しく、身体に優しいものづくり” を追求している大泉工場。
この先の展開に、ぜひご期待ください。





