【OKS ORGANIC EXPERIENCE in L.A.⑤】LA発大人気コールドプレスジュースショップ「JUICE SERVED HERE」ロースターとのコラボ店と新形態カフェ

LAのコールドプレスジュースショップと言えば、こちらのお店抜きには語れません。
2013年、ウェストハリウッドに1号店をオープンした「JUICE SERVED HERE」。
現在はLA近郊に10店舗を展開するほか、カフェやレストランにも商品を卸しており、この視察中で一番よく見かけたジュースです。

こちらのお店は「Never Conventional」をブランドアイデンティティとしています。Conventionalは「従来的な・型どおりな」という意味であり、従来にない新しい形で健康やライフスタイルを考えていくという姿勢が打ち出されています。
創業者がアパレル・広告業界出身というだけあって、商品パッケージ、内装にこだわった店舗、洗練されたウェブサイトなど、シンプルながらとてもおしゃれでつい手に取りたくなるように作られています。コールドプレスジュースを生活の一部に溶け込ませようと努めているのが伝わってくるようです。

今回、私たちは「JUICE SERVED HERE」がダウンタウンにVERVE COFFEEとコラボレーションで出店した店舗と、ニューポートに2017年1月にオープンしたばかりの新形態カフェの2店に行ってきました。

JSH MARINA CAFE


まずは、2017年1月にオープンしたばかりの、ローカルにこだわった新形態カフェ。Newport Beachの新しいホットスポットとして建設中のLIDO MARINA VILLAGE内にあります。
ヨットハーバーに隣接し、ほのかに潮の香りが届くこちらのお店では、ジュースに加えローカルのオーガニック食材を使用した野菜たっぷりのフードメニューが充実しています。レシピも地元のインスピレーションを受けたものにこだわり、提供しているパンとコーヒーも、地元のベーカリーやロースターと提携しているそうです。


LIDO MARINA VILLAGEはまだまだ建設中(とはいえ、かわいいアパレルショップや個性的な本屋さんなどが一部すでにオープンしており、十分楽しめます)ということもあり、地元の人たちでにぎわっていました。今後は観光客もどんどん増えていくこと間違いなしですが、親しい人たちとの健康的なブランチにぴったりの、くつろげる雰囲気のお店です。


ローカルの野菜とパンを使ったサラダとハンバーガーのセットを注文。
サラダは素材の味が楽しめて、ハンバーガーは卵とほうれん草のシンプルな中身ですがもっちりとしたパンにあう味付けがされていて、とても満足できる内容でした!
他にはアボカドのトーストなども人気とのことです。


番号札はオール型。ごはんを待っているあいだも嬉しくなっちゃいますね。
高級ビーチタウンの風を感じながら、ひと息つきたいお店です。
ちなみにNewport Beachは人気のショッピングモール・ファッションアイランド内にも「JUICE SERVED HERE」(こちらは通常の店舗)がありますので、お間違えなく。

JUICE SERVED HERE (Downtown)


LA・ダウンタウンのアパレル問屋街・ファッションディストリクトにある、VERVE COFFEEとのコラボ店。
VERVE COFFEEはアメリカの男性誌GQで「ベストコーヒーロースター10」に選出された、実力派の人気店。日本には2016年4月には初上陸、新宿に店舗をオープンしています。SEED TO CUP=「コーヒー豆の栽培からコーヒーカップで提供されるまでのすべての過程に責任を持つ」ことをマニフェストに掲げた、こだわりのロースターです。3種のナッツミルクを使用した人気メニュー「トレスレチェカプチーノ」は、JUICE SERVED HEREから購入したナッツミルクを使用し、身体に優しいコーヒーとして提供されています。


そんなVERVE COFFEEを併設したこちらの店舗は、ジュースもコーヒーも同じカウンターから提供されます。工業的な高い天井、ゆったりくつろげそうな椅子と机の配置など、居心地よく過ごせそうな空間。コーヒーまたはジュースを1杯買って、パソコンで作業をしたり本を読んだりと、自分の世界に浸れるお店のようです。


パネルのメニューはスタイリッシュながらシンプルでわかりやすく、数字で注文できるのも助かります。
ジュースの他、ショットやクレンズプログラム、トニックウォーターなども充実していました。
10ドルで10種類を試せる、お得なジュースフライトを注文してみました!


私はきゅうり、いちご、チアシードなどが入ったPearl Punch(右側手前から2つ目)が気に入りました。
色とりどりのジュースはそれぞれ違った味わいですが、どれも癖がなく飲みやすかったです。健康志向でありながら、無理せず暮らしの中に取り入れられるよう、デザインだけでなくジュースの味にも心を砕いているのがわかります。
カフェを併設したことによる、くつろげるお店の空間づくりもそうですが、身体にいいものを自然に生活の一部にできる、大泉工場の目指すORGANIC’1’を体現しているジュースショップだと思います。
「JUICE SERVED HERE」はカリフォルニアに10店舗を展開。ダウンタウン以外のお店もそれぞれ地域の特性を活かした素敵な店づくりをされているとのことので、LAを回る際には比べてみるのも楽しいかもしれません。