ヴィーガンスイーツの新しい在り方を提案するお店を紹介します。

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ヴィーガンとは、肉や魚だけではなく、卵・乳製品・はちみつも全く摂取しない「完全主菜主義者」のことです。
日本では、あまり馴染みのない言葉ですが、少しずつ広がりを見せています。
最近のヴィーガン市場では、スイーツの新しい在り方を提案する飲食店や企業が増えています。体にも環境にも良く、“ギルトフリー(=guilt(罪悪感)、free(無い))で食べられる”スイーツ、すなわち罪悪感を感じることなく食べられるスイーツがこれから注目を集めそうです。
今回は、一歩先行くヴィーガンスイーツのお店をご紹介します。

まずはこちら。

AVOSETA(アボセタ)

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六本木駅(東京都)から徒歩5分。テレビ朝日1Fけやき坂沿いに、2018年12月にオープンしたお店です。

スタイリスト・カメラマン・ファッションブランドのブランディングなど多岐にわたって活躍されている熊谷隆志さんが、自身初となるレストランのクリエイティブディレクションを担当しています。

「GRADATION OF NATURE」というコンセプトを掲げ、“素材・味・色・文化の多様なグラデーションを料理や空間を通じてお楽しみいただきたい“という思いのもと、ジャンルにとらわれることなく地球を旅するようなエッセンスが散りばめられた料理が取り揃えられています。

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完全無農薬で育てられている東京都青梅市の「OmeFarm」から届く野菜や蜂蜜など、生産者と直接コミュニケーションを取って仕入れた四季折々の食材を使用しています。料理のみならずナチュラルワインやコールドプレスジュースなどドリンクにも素材にこだわっており、大泉工場で製造している「KOMBUCHA」も常設いただいています。

デザートメニューは全て、卵や牛乳などの動物性食材を一切使用しない100%ヴィーガンです。今回の取材では、スタッフオススメの「ピスタチオのクリームチーズブリュレ」をいただきました。

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クリームチーズ部分のベースは豆乳になっており、濃厚な甘みとふわっとした食感、ほんのり香るピスタチオが特徴的な味わいです。

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ドリンクは「季節のコンブチャ」を注文。AVOSETAさんでは、自家製シロップをミックスして提供されており、今の時期はベリー・梨・柿の3種のメニューがありましたが、1番人気のベリーのコンブチャをいただきました。
フルーツの優しい甘みとコンブチャがよく合い、とても飲みやすくアレンジされていました。

けやき坂に面した壁一面はガラス張りになっており、外の風景を楽しみながら素材にこだわったフードやドリンクを楽しむことのできる空間に、心も体も踊らされます。

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AVOSETA(アボセタ)
東京都港区六本木6-9-1 テレビ朝日1F けやき坂沿い
営業時間:8:00〜23:00
(モーニング:8:00〜11:00/ランチ:11:00〜15:00/ティータイム15:00〜17:00/ディナー:17:00〜23:00 ※L.O.22:00)

続いてはこちら。

marugo deri ebisu

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恵比寿駅(東京都)から徒歩5分のところにあるこちらのお店は、
「人に優しい食べ物は地球にも優しい」というコンセプトのもと、
フレッシュなスムージーボウルやオーガニックドリンク、体に優しいDELI、サンドイッチやスイーツ、ヴィーガンフードを取り揃えています。

フードやドリンクは全て、白砂糖や食品添加物などは使用せず、素材の良さを生かしつつ拘り抜いた食材を使用しています。

人気メニューのスムージーボウルの中でも、特に女性のお客様から好評を得ているという“アサイー”のスムージーボウルをいただきました。

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アサイー・バナナ・アボカド・豆乳をミックスしたスムージーに、クコの実・キウイ・バナナ・チアシード・シナモンアップルグラノーラの5種がトッピングされており、見た目も華やかでボリュームたっぷりです。

豆乳とフルーツの素材の優しい甘みが特徴で様々な素材の食感が楽しく、グラノーラのシナモンの香りがアクセントになっています。
ナッツやドライフルーツも入っているので、スムージーボウル1つで満腹感がしっかり得られるようになっており、小腹が空いた時や「身体に負担にならないものが食べたい!」という時などにぴったりです。

「地球上の生物全ての循環を考えて、なるべく負担の掛からない生き方をしたい。未来の地球のことを考えて、もっと自然に寄り添えるように。」という思いから、フードはもちろんのこと、お店で使用している椅子やテーブルは流木や廃材を再利用していたり、ヘンプの茎を練りこんだ珪藻土を使用していたりと、内装にも拘りを感じます。

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天井に吊るしてあるひょうたんは、なんとスピーカーが通してあり、優しい音でまったりと心地よい音楽が流れるように工夫されていました。

また、スーパーフードやナチュラルフード商品や当店オリジナルのグラノーラ、エプロン等も販売しており、ちょっとしたギフトにも重宝する商品も取り揃えられています。

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フードだけでなく、店内の隅々まで環境に配慮した素材に拘っている素敵なお店でした。

marugo deri ebisu(マルゴ デリ エビス)
東京都渋谷区代官山町2−7シャトレ代官山205
営業時間:月〜土曜日 9:00〜20:00/日、祝日 10:00〜20:00

ファラフェルが美味しいと話題のお店

FALAFEL BROTHERS

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2018年8月に恵比寿駅(東京都)から徒歩5分のところにオープンした「FALAFEL BROTHERS」2号店です。
ベジタリアンだけでなく、お肉が好きな方も満足させられるヴィーガンフードファラフェルの専門店となっております。

2号店では、オープンと共にヴィーガンスイーツラインが登場し、ヴィーガンとは思えないほどの彩り鮮やかな見た目がSNS等で話題になっています。

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店内は木目調のテーブルや、雲の模様が施された壁、中央にスタッフで作り上げたという緑たっぷりの木があり、まるで自然の中にいるかのような雰囲気です。

今回は、ショーケースの中で一際目立っていた「ターメリックチョコレートケーキ」をいただきました。

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ターメリックチョコレートケーキ

まず見栄えに驚きましたが、ターメリックを使用して鮮やかなイエローにされているようです。素材は、デーツやグラノーラ、ナッツ、ココナッツバター等を使用しており、ホワイトチョコレートのようなまろやかな甘さが特徴で、一般的なケーキよりも重たさを感じないため、スイーツ好きの方にはオススメの1品です。
他にも「ほうじ茶キャラメルケーキ」や「甘酒ブラウニー」など、日替わりスイーツが楽しめるようです。

ドリンクにはチャイラテをいただきました。他店ではなかなか無いような濃厚さが特徴でした。カップを口元に近づけた時のトロッとした感覚にとても驚きました。アーモンドミルクがベースになっており、ジンジャーのパンチが効いているので1口飲んだだけで体の芯から温まりました。

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FALAFEL BROTHERS(ファラフェルブラザーズ)
東京都渋谷区広尾1-1-36
営業時間:11:00〜22:00(定休日:日曜日)


ヴィーガンという観点でものを選ぶという行動がまだまだ一般化していない中で、ビジュアルから入り込むというアプローチなど、各店の工夫が業界の発展に繋がることが期待されます。
世界中誰もが幸せを感じながら楽しめるスイーツを、手軽に何処でも食べられる日も遠くないと感じました。