探求するココロ

みなさん こんにちは。
大泉農場を運営しています Keen です。

大泉農場では、農薬・化学肥料を使わない野菜づくりの魅力や楽しさを
伝えるだけでなく、野菜を見る/食べる楽しさも伝えられたらと思い
この秋は特に力を注ぎました♪

そんな今日は、“食べる楽しみ”について語ります。

柿の変身

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秋に柿といえば、縁側にぶら下がった干し柿を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
大泉工場の敷地内にも数種類の柿の木があり、一般的に干し柿にする際に使われる
『渋柿』もあります。昨年やろうと思っていて、いつの間にか鳥に突かれて終わってしまったので
今年は、鳥より早く渋柿を確保しました。

※ここで干し柿マメ知識

干し柿に、渋柿を使用する理由・・・
渋柿は、渋みの元である“タンニン”が強すぎて、人間の味覚では渋みしか感じませんが
甘みはもともと強いのです。糖度 20 度前後あるなんて言われてます。普通の甘柿は 15 度くらいと
いわれているので、驚きですよね。

渋柿を干すことで、水分だけでなく、渋みもそぎ落とされ、さらに糖度が凝縮され 50 度近くにも
なったりするそうです。太陽の光と植物の偉大さを感じます。

農場産干し柿の作り方はいたって簡単
皮剥いて、熱湯殺菌し、干すだけ
あとは、陽当たりよく、風通しの良いところに
1 週間も置いておけば、よく見る褐色の色合いになります。

私はこの琥珀色が好きです。

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栄養素ももちろん豊富です。
▼栄養素情報は下記ページが素敵にまとめてありましたので参照しています▼
https://halmek.co.jp/qa/829

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漬け物

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大人になるほど、漬け物の美味しさ、素朴な味わい、奥深い味わいを感じ
好きになっていきます。
主に野菜などを、塩や調味料で漬けた物のことです。

簡単にできるので、人間の食品加工の歴史の中で、もっとも古い加工・保存方法の一つです。
日本の漬け物の歴史は、海で囲まれていて、塩を入手しやすい環境もあり
2,000 年も前から塩漬けの歴史があったそうです。

今日は日本の漬け物ではなく、西洋の漬け物の1つである『ピクルス』です。
日本の漬け物の歴史よりさらに古く4,000年以上昔からあると言われています。
酸味、酸っぱいのが好きで、ピクルスが小さいころから大好きでした♪

今回は、ピクルス液は市販のものを使いましたが
使う素材は自分で作りました♪
・ラディッシュ
・ゴールデンエッグ(ナス)
・フルーツパプリカ
そして、特別枠に大泉工場で採れる
・柿

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お酢が使われているので
・酸っぱみであるクエン酸による疲労回復
・クエン酸が、脂肪燃焼を促進する役割
・生活習慣病の予防
などなど、保存が効いて
身体にも良いって最高ですね!

むすびに

冷蔵庫や保存技術がそれほどなかった数百、数千年前から
漬け物などの加工食品は存在し、自分で作ってみると
改めて先人たちの生き抜く上で培ってきた加工品ってすごいなと思います。

収穫したものは、新鮮なうちに調理して食べるのもいいですが
時には、ひと手間加えて加工して作ってみるのはいかがでしょうか。

そして、その加工する素材(野菜)が自分で作ったものからできるのは
さらに楽しいと思います。

野菜づくりから収穫し、加工するまで体験したい方は
ぜひ、ご連絡くださいませ♪
Instgram にメッセージにてお気軽にご連絡ください♪

ABOUTこの記事をかいた人

KEEN

身近に起きた耕作放棄地の問題から農業ビジネスに興味を持ち 大泉工場が掲げるミッションと有機農業を通して新しい価値を創ることに共感し、入社。 ”農業”を通じて、関わる人の「カラダとココロの健康」に貢献する。 2030年に向けて有機野菜が当たり前の世の中に!を目標に日々学び邁進中。