こんにちは。2025年7月に大泉工場に入社した、PRメンバーの牧野です。初回ということで、自己紹介を兼ねて、大泉工場に入社するに至ったわたしの話を少し…
「食べることが好き」。
ただの食いしん坊と思われるかもしれませんが、私のキャリアはずっとこのシンプルな気持ちが原動力でした。
美味しいものを食べることが好きで、食は人が生きる上で必要不可欠なものの一つということから興味を持ち、学生時代に栄養学を専攻しました。
学ぶ中で、疾患や体質によって食事を制限される人たちと出会い「食事は、カラダをつくり、生活そのものを形づくるもの」と実感。一方で、食べることが義務のようになり、楽しめていない人がいるのでは?という疑問も抱くようになりました。そういった背景から、医療や栄養指導の現場ではなく、より多くの人が“食を楽しみながら健康になれる場をつくりたい”と考え、一般企業でのキャリアを選びました。
美味しさの演出とリズム
デパ地下を中心にそうざいを製造販売する会社に入社。みなさんがデパ地下などで、見かけるショーケースの料理は並べ方ひとつで、買い合わせが変わり、売上も変わる。食材の彩りや配色、盛り付け、食べる時に感じる香りや温度など、食は五感を通じて人の感情に働きかけるということを、肌で学びました。
「つい手が伸びる」「食欲をそそられる」「今日の気分にちょうどいい」など惹かれる理由をつくるのは、味そのものだけではなく、視覚や嗅覚、触感といったリズムをどうデザインするかだと感じました。おいしさの演出に取り組む中で、”食の愉しみを届ける”という行為の奥深さに惹かれ、商品企画やMDなどを経てPR領域に関わるようになりました。
ウェルビーイングとの出会い
ふとしたきっかけでプラントベースフードを知り、“食を楽しみながら健康になれる場をつくりたい”という想いに立ち返りました。
美味しさと健康のどちらもあきらめずに、思わず「おっ」と声が出るような、ちょっとした驚きや楽しさのある食体験。そんなわくわくする食の世界が、プラントベースでも広げていけるんじゃないか?そんなふうに感じたのです。
そこからさらに、食がもたらしてくれる心地よさに、目を向けるようになりました。
食べることで、気持ちがほぐれたり、前向きになったり、誰かと気持ちが通じ合ったり…
そうした感覚が、”食がもたらすココロとカラダのバランス = ウェルビーイング”という考え方に惹かれていきました。
カラダに良いだけでなく、ココロがふっと満たされるような食。
わたしにとってのウェルビーイングとは、食べることで「整う」「満たされる」「つながる」と感じられる状態。
たとえば、やさしい香りのハーブを使った料理やドリンク、心がぱっと明るくなるような彩りの一皿、誰かと一緒にゆっくり味わう休日のご褒美ごはん、味の重なりを楽しむペアリングなどの小さな感動や余韻をくれる体験が、ココロとカラダを整えていくのではと考えています。
大泉工場が製造販売する「_SHIP KOMBICHA」は、フルーティーで爽やかな味わいながらも、腸内環境を整えるサポートや免疫力を上げることが期待される、発酵スパークリングティーです。食事とのペアリングもおすすめで、わたしの考えるウェルビーイングにぴったりのドリンクです。
食と笑顔
そんな日々の中でもうひとつ感じていたのは、「美味しいものを食べると、人は自然と笑顔になる」ということ。この感覚は、大泉工場の掲げる「地球を笑顔で満たす」「素敵な環境を創造する」と自然に重なり入社を決めました。
食からはじまる笑顔の連鎖は、人のココロにも、地球にもやさしい未来へとつながると思っています。情報があふれる時代だからこそ、「これ、食べてみたい」と思えるようなリアルな感情や体験の設計が必要。食卓にちょっとした発見や笑顔を増やすために、食のまわりにある感情やストーリーを丁寧に紡いでいきたいと思います。