機能性発酵飲料「_SHIP KOMBUCHA」の製造販売
100% Plant-Based/Naturalな素材にこだわったカフェ「1110 CAFE/BAKERY(川口市領家)、「BROOKS GREENLIT CAFE(港区南青山)」の運営
約3000坪の自社敷地を活用した各種イベントを開催
自社農場で野菜の有機栽培に挑戦
サーキュラーエコノミーの実践 などなど
素敵な環境を創造し続け、世の中を笑顔で満たす活動をしている、大泉工場のKANです。
今月の初め、僕はEXPO2025大阪・関西万博を訪れた。
一日の滞在にすぎなかったけれど、あの場所で受け取った熱量はいまも体の奥で燃え続けている。
前回、前々回のコラムでも触れたが、今回で万博について書くのはいったん締めくくろうと思う。
なぜ、ここまで万博のことを書きたくなったのか。
それはあの場所で、「魔法は特別な人だけのものではない」と気づいたからだ。
魔法は誰の中にも生まれる。
そしてその源泉は、熱狂だ。
熱狂という名の空気
夢洲の、EXPO2025の入場ゲートを抜けた瞬間、空気の質が変わった。
温度でも湿度でもない。
そこにいる人々のエネルギーが、目に見えない濃度で満ちていたのだ。
お目当てのパビリオンに向かって一直線に走り出すカップル、子どもたちの笑い声、お土産屋さんに殺到する家族。そして出迎えるスタッフさんたちの笑顔、各国の音楽、パビリオンを包み込む光と香り。
五感のすべてが刺激される。
その高揚感は、まるで大きな渦に巻き込まれるようだった。
人は熱狂の中では少しだけ声が大きくなり、目が輝き、歩幅が広がる。
「非日常」とは、こうして生まれるのだと思う。
その渦の中心には、誰かの情熱と、やり切るという意思がある。
ディズニーの魔法に似たもの
僕は実は、ディズニーリゾートが好きだ。
理由は単純で、あの場所にはいつだって熱狂がある。
彼らはそれを「魔法」と呼んでいる。
けれど僕にとって、それは幻想ではなく「やり切る力の総称」だ。
キャスト一人ひとりが「ハピネスを届ける」という使命を本気で信じ、動いている。
建物の影、ゴミ箱のデザイン、BGMのテンポ。
すべてが世界観の一部として緻密に設計されている。
つまり、細部まで“やり切る”ことで「魔法」が生まれているのだ。
「魔法」とは偶然ではない。
意志の集合体なのだと、僕は思っている。
万博で見た「世界のやり切る力」
EXPO2025の会場では、世界中の国々がそれぞれの「魔法」を披露していた。
デジタルサイネージで外壁を覆い尽くす国。
古代神殿のような建築で来場者を圧倒する国。
巨大ロボットや空飛ぶ車、まるで未来都市のような展示もあった。
それぞれが「自国の物語」を全力で表現している。
そこには、国家のプライドや希望、未来への祈りまでもが込められていた。
ディズニー的に言えば、世界が“魔法対戦”をしているようだった。
僕はその風景に圧倒されながらも、同時に羨ましさを感じた。
あれほどまでに自分たちの文化を信じ、熱狂的に表現できること。
それこそが国の“強さ”ではないだろうか。
熱狂は伝播する
会場を歩く人々の表情を見ていると、それがよくわかる。
初めて見るものに驚き、隣の人と目を合わせて笑い合う。
言葉は通じなくても、同じ方向を見てワクワクしている。そこには自然と、熱の高いコミュニケーションが醸造されていた。
熱狂は、伝染する。
そして、伝染した熱狂はさらに誰かを動かしていく。
EXPO2025も、開催初期は入場者数が伸び悩んでいたという。
それでも運営側は信じ、情熱を絶やさなかった。
その“やり切る姿勢”が波のように伝わり、結果的に会場全体が一つの魔法に包まれていった。
「やり切る人」が、世界を変える。
その現象を、僕はこの目で確かに見た。
僕自身への問い
では、僕は、大泉工場は何に熱狂しているのか。
何をやり切ろうとしているのか。
僕らにとってそれは、Plant-Based と発酵、そして過去から引き継いだ”場“というレガシーを軸に、素敵な環境を創造し続けること。
食を通じて人と地球の関係を見つめ直し、
持続可能な未来をカルチャーとして根付かせる。
その挑戦が、大泉工場という場所で続いている。
もちろん、簡単な道ではない。
すぐに結果が出るわけでもない。
だからこそ「熱狂」が必要なのだ。
熱狂がなければ、試行錯誤も、失敗も、意味を持たない。
僕たちがつくりたいのは、単なる商品ではなく「体験」だ。
そしてその体験の中に、人々が小さな魔法を感じてくれたら嬉しい。
熱狂というスキル
熱狂は、特別な才能ではない。
誰もが持ちうる“スキル”だ。
「これは自分にとって大事だ」と決めること。
そして、どんな形であれ最後までやり切ること。
それが熱狂を生む。
人は熱狂の中でしか、本当の意味で成長できないのではないだろうか。
何かをやり切った瞬間にしか、世界の見え方は変わらない。
ディズニーの魔法も、万博の魔法も、根っこは同じだ。
やり切った人間だけが、世界を動かすエネルギーを持っている。
そして、未来へ
僕は今でも、偶然見かけるミャクミャクのキーホルダーを見るたびにワクワクする。
あのときの熱気、光、歓声、そしてその場を共有するすべての人々の笑顔。
すべてが混ざり合って「熱狂の記憶」として残っている。
そしてその記憶が、日々の行動のエンジンになっている。
熱狂は、人生を前に進める燃料だ。
魔法は、それを信じ続ける心の姿勢だ。
どちらも、誰かから与えられるものではなく、自分の中から生み出されてくるもの。
熱狂していこう。
その先には、きっと心躍る未来が待っている。
魔法のような日常を、自分たちの手でつくっていくために。
僕たちは、一緒に熱狂し、魔法で地球を笑顔にする仲間を常に求めています。
大泉工場に興味を持っていただけたらぜひ、エントリーお願いします。






 
	        		             
	        		             
	        		             
	        		             
	        		             
	        		             
	        		             
	        		            
 
			 
			