The Vegan Food Experience in JAPAN① ~日本のビーガン事情を、AYUの視点と共にお伝えします~

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こんにちは、大泉工場公認のライターのAYUです。

ビーガン(動物性の卵やチーズ等を摂らない完全採食主義者)という言葉が、
日本でもほんの少しずつ広がりを見せてきています。
「動物を守るため」「畜産業の環境への影響を抑えるため」「健康のため」などの考えから欧米を中心に浸透してきている食の一つのジャンルですが、日本ではまだまだレストランは少なく、限りがあるのが現状です。
そんな中、ビーガン事情と題して、強い思いを抱きながら美味しいビーガンフードを
提供しているお店を、私自身の視点と共に紹介していきます。

まずは、こちら。

Restaurant 8ablish

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表参道駅から徒歩5分程、
青山学院横にある細道へ入ってすぐにあるレストラン。
東京のビーガンレストランといえば、ここといっても過言ではないお店の一つ。

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店内はスタイリッシュで落ち着いた雰囲気。
入り口付近には、天然素材で作られた日用品やオリジナル商品として
開発されたペット用品&ビーガンスイーツなど幅広く展開された物販コーナーもあり、
他のお店では、なかなか見られない珍しいものなど、ギフトに最適なものが数多く取り揃えられています。

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メニューはもちろん全てビーガン対応になっており、
オーガニック素材にこだわっているとの事。

ティータイムに訪れたので、ティータイムメニューの中でも人気という
グレインズサラダプレートを注文。

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葉野菜のサラダ+日替わりデリで、
この日はひよこ豆や根菜などが入ったジェノベーゼソースのピラフと
モックツナとキャベツを和えたものの2種類。

「モックツナって何?」と、聞き慣れないワードにまず疑問を抱く方も少なくないと思いますが、これは、大豆ミートをツナ風に調理されたものです。

食べた瞬間、これはお肉なのでは?と何度も確認したくなるような食感と風味で、大豆ミートもここまで変身できるのだと驚きました。

こちらのオーナーである清野玲子さんと川村明子さんは、
以前、ダブルオーエイト(008)というデザイン会社を営んでいました。
知人から、「カフェを始めるなら何をする?」の一言をきっかけとなり、
ビーガンカフェをオープンさせたいと思うようになった。

オープンしたのが2000年10月で、まだ日本にはビーガンという言葉自体が殆ど存在しなかったので、国内ではビーガンフードの最初の店舗ではないかと言われています。

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私自身もビーガンという言葉を知ったのは2年程前。
“あまり味っけのないヘルシーな野菜メインの食事なのだろう”
と、何の知識もなく勝手な想像をしていました。
それを思うと、始まりが2000年であることを想定すると、洋食業界の需要が伸びている真っ只中のため、苦戦を強いられていたのではないでしょうか。

今では、食への関心が高い外資系ブランドからケータリングの依頼を頂いたり、新郎・新婦のどちらかがビーガンで、結婚式二次会で貸し切りパーティーを行ったりと、幅広く利用される機会が増えてきているとの事。

私は、仕事柄沢山の方々が集まる場所に訪れる機会が多く、動物性の食材が使われたケータリングが殆ど。人が沢山集まるフェスやお祭り、様々なイベント等で、これからビーガンフードの広がりが見えると実感しています。

Restaurant 8ablish
東京都港区南青山5-10-17 2F
平日:
LUNCH 11:30~L.O.14:30
DINNER 18:00~L.O.22:00(金曜日L.O.22:30)
土日・祝日:
LUNCH 11:30~L.O.15:00
TEA TIME 15:00~L.O.17:30
DINNER 18:00~L.O.22:30(日・祝日L.O.22:00)

続いては、こちら。

Alaska zwei

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中目黒駅から徒歩10分。
住宅街の中にひっそりと、建物の1階にある隠れ家ビーガンカフェ。

“一つの食卓をみんなで囲んで、
楽しく幸せを感じながら食べられるのがビーガンフード”
という考えのもとで営んでいるお店で、アンティークな家具を並べた店内でゆったりとした雰囲気が、なんとも通い詰めたくなるような優しい印象でした。

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お店のスタッフイチ押しのバインミーと、リピーターが多いと言われているガパオライスを頂きました。

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バインミーは、数種類のきのこをペースト状にしたものに、なますやパクチーが入っており、キノコのペーストに含まれる塩分となますの酸味が程よいバランス。

ガパオライスは、ひき肉が大豆ミートでアレンジされており、「本来入っている卵は、アボカドに変え、卵のような食感と風味を表現している。」と説明をいただき、
なかなか想像がつかなかったのですが、実際に食べてみると、
卵のような食感と風味があって驚きました。通常のガパオライスと殆ど変わらない味付けで、次回訪れた時も思わずリピートしたくなる美味しさ。

非菜食の人と菜食の人々が、何のストレスも抱える事無く誰もが幸せに食事が出来るのは、“ビーガン”であるのは確かだなと思いました。

冒頭でお話したように当初の私をはじめ、満足感が得られにくいものだと想像している人々が多いはずです。普段の食事と然程変わらず、むしろ高い満足感に加え、身体も軽く1日すっきりとした状態で過ごせるというのがビーガンフードの魅力であるという事を改めて感じました。

何の知識が無くとも、実際に体感してみてから学びに入るというのも素敵なきっかけ
に繋がるので、是非訪れてみてはいかがでしょうか?

Alaska zwei
東京都目黒区東山2-5-7
11:30~21:00(水曜日-16:00/金曜日-22:30)

ABOUTこの記事をかいた人

大泉工場の公認ライター。某ファッション誌のオフシャルブロガーを務めながら、モデルや得意な空想画を生かしたアーティスト活動を行っている。2015年には、独自の世界観を表現する場所を設ける為に「Various.」を立ち上げ、日本の和を軸としたアートスナップを国内に問わず海外へ向けても発信し続けている。自身のルーツである植物や花を眺めるのが日課。