【後編】栄光と悲劇の面影を残すベルリン ~コンブチャが醸す新しいカルチャー~

こんにちは、_SHIPのHAJIMEです。

ベルリン滞在記後編、ようやく会場入りです!
※前編はこちらから

Kombucha summit 1日目

前日に会場の場所を確認しても一切の看板がない。
当日の朝、会場前にフィッシュバナーが!!
恐る恐るレンガ造りの階段を上がると、すでに数名の参加者が列を作って、ドアが開くのを待っていた。

zeasteaの二人ともいるのでここで合っているようだ。

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日本から来ているのは僕たちだけだったし、地理的には一番遠いところから来ていると両手を広げて歓迎してくれた。
受付では、名札代わりのシールに名前を書くように指示されて渡されたのがまさかの_SHIPen!
Kombucha summitオフィシャルペンとして扱われているのは自分たちが活躍しているようで嬉しい気持ちに。

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このイベントでは1日に4回のプレゼンテーションがあり、その合間で2-3時間のネットワーキングやコンブチャバー(kombucha bar)で試飲が楽しめる。

コンブチャバーに行けば自然と会話が生まれる。
エチケット(※1)のデザインや、製造方法、味の評価など39か国からコンブチャブリュワリーが集まっている。
(※1)ボトルに貼られたラベルのこと
時間になっても誰も着席してプレゼンテーションを聞かない様子から参加者の興奮がビシビシと感じる。

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日本の茶葉を使っているメーカーも多くあり、声をかけてもらうことも多かった。
原材料で日本語を使っているブランドもあり、日本素材が良いイメージはまだまだ健在。

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朝一番からコンブチャバーには人だかり。
出遅れた者は、カウンターのボトルには手が届かないありさま。
ただなんともコンブチャらしい景色というか、ここで大暴れしたりする人はいない。

そんな中で、みんながどのコンブチャを飲むのかと観察していると、ファーストチョイスで_SHIPのコンブチャを選んでくれている。パッケージの掴みはばっちりのようだ。
味は?もう少し、他のコンブチャを飲んでから聞いてみよう。
話してばかりじゃ追いつかないくらい沢山のコンブチャが目の前にあるのだから。

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初日の濃密なネットワーキングと大量のインプットを終えて、
近くのビアブリュワリーを貸し切って開催されたアフターパーティーにも繰り出して…

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初日おつかれさまでした。

Kombucha summit 2日目

迎えたベルリン滞在2日目朝。前日の興奮が頭を滾る。ちょっとベルリンの街をランニングだ。

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コンブチャブリュワリーの全員と話すのは難しそう。
今後の自分たちの活動の指針を得るためにもキープレイヤーにヒアリングをすることに。

時間ごとに開催されるプレゼンテーションも専門性が強い内容が多く刺激的な時間。

質問も登壇者が困ってしまうほど踏み込んだものも多かった。
イベントの終わりが見えなくなるほどヒートアップしていった。

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沢山のトピックがある中で一つ取り上げるとするならば、パスチャライズ(※2)することの是非でまだ揺れていること。
(※2)バスチャライズとは食品等の加熱殺菌法のうちで、摂氏100度以下の温度で行う方法

日本以外の国でも一定数、発酵が止まっていない(俗にいう、生きている)ことを求めていることには少し驚いた。
ただ、それぞれのブランドに個別で聞いて回ると、ボトルでコンブチャを届ける場合、貯蔵寿命や保管条件を考え一定のろ過が必要であるという認識。

各国、事情が異なるため一概には言えないが、専門家を交えての質疑応答はKombucha summitの一番のハイライトだった。
エビデンス、思想、味の安定、何を優先するかはそれぞれ作り手に委ねられている。

来年、それぞれのブランドがどのように今回のフィードバックを製品に還元するのだろう。
_SHIPの現在地も測れたkombucha summit 2022。
より一層パワーアップして戻ってこよう。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

Hajime Kadota

_SHIP KOMBUCHAブリュワー。 ファッションの専門学校を卒業後、日本特有の本藍染技術に魅了され京都の工房で藍染職人として着物や有名アパレルブランドの藍染を行う。 お客様へ自身が発酵に携わった製品を届けたい想いが強くなり、お茶を発酵させたスパークリング飲料「コンブチャ」と出会い、大泉工場へ入社。 自身がアルコールが得意ではなく、アルコールを飲む人も飲まない人も楽しめるような飲料を作りたいと想い2020年から_SHIP KOMBUCHAのブリュワーへ。 大切にしているのは「誰も取り残さない世界」。 アルコールもノンアルコールも同じ世界で楽しめる世界をつくりたい。