オーガニックを選ぶ、ということ

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皆さん、こんにちは!

今年は例年になく梅雨明けが早かったせいで、猛暑の期間が長く感じますね。

ヨーロッパは強烈な熱波に襲われ、山火事が発生するなどの甚大な被害も出ているようです。

こういった昨今の異常気象は地球温暖化が原因と言われていますが、私たちにできる身近な温暖化対策は一体何があるかご存知でしょうか。

今回は、その答えのひとつ「オーガニックを選ぶ」のお話をしたいと思います。

実は先日、「エガリム法」というフランスの法律について学ぶ機会がありました。

これはフランス国内で提供される「食」にまつわる法律なのですが、これが大変先進的でしたので簡単にご紹介したいと思います。

フランスでは2018年に「誰もが健康的で持続可能な食を享受する権利がある」という考えのもと、学校給食を含むあらゆる給食の現場で「持続可能な方法で生産された食材」の使用を義務付ける法律が公布されました。消費者の声から端を発したこの法律は、消費者(給食を食べる人)の健康と地球環境に同時に配慮されており、食品ロス問題や生産者の生活保障(フェアトレード含む)まで視野に入れた大変範囲の広い法律となっています。

以下が「エガリム法」の要点です。

1.持続可能な方法で生産された食材(オーガニックを含む)の使用の義務付け

2.植物性たんぱく質の摂取促進と週に一度のベジタリアンメニュー提供の義務付け

3.プラスチック容器の使用の禁止

4.食品ロス問題の対策&実行の義務付け

5.質の良い果物と牛乳の提供の義務付け

このなかでも、特に1.が今回のお話のポイントですね。「エガリム法」ではフランス国内で出されるすべての給食に「持続可能な方法で生産された食材を50%、そのうちオーガニック食材を20%含むこと」を義務付けています。

ここで温暖化の話に戻りますが、皆さんは「オーガニック」がどのように地球温暖化対策に役立つかをご存知でしょうか。オーガニック農法は実は、従来の慣行農法と比べて温暖化の原因となる「炭素」をより多く土壌に固定することがわかっています。しかも、使用するエネルギーも45%減!

さらには、干ばつや水害、冷害や高温障害にも強いために食糧不足にも陥りにくいとの報告もあり、世界人口が急増するいま、私たち人類に必要な農法だと言われています。

まさに、オーガニックこそが「持続可能な生産方法」なわけですが、その一方でご存知のとおり、手間とコストのかかる生産方法でもあります。フランスでは今回、この問題を「エガリム法」を通して生産者を知識面、金銭面の両方からサポートすることで解決しようとしています。本当に素晴らしいですよね!

一方で日本国内に目を向けますと、残念ながらまだまだオーガニックに対するマーケットの意識は低く、国のサポートも手薄な状態です。ただ、農水省も2050年までには国内の耕作面積の25%をオーガニック化したいとの目標を掲げており、今後国内でもオーガニック化の動きはますます加速するものと思われます。

さて、本題に戻ります。私たち日本の消費者が地球温暖化を防止するためにできることは一体何でしょうか。

答えはもうおわかりですよね。それは、フランスの消費者のように様々な食の現場で「オーガニック」を求めること、そして地球環境に対してより高い意識を持つことです。資本主義社会において、私たち消費者は最もパワーを持つ存在です。ですから、日ごろから購入する食材のトレサビリティに意識を持ち、積極的にオーガニック食材を選ぶこと、そして、食についてもう一歩先まで考えることで地球を守ることができるのです。

地球環境の問題はすべて、私たちの生活に直結しています。私たち大泉工場はそういった社会背景をしっかりと踏まえ、少し先の未来を今よりも素敵に、笑顔で満たしていきたいという思いをもとに活動をしております。

WO!POPCORN!もまさにそのひとつですね!おいしくてオーガニックなポップコーンを食べて、私たちと一緒に地球環境を守りましょう!

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ABOUTこの記事をかいた人

R.U

世界中の美味しいものを食べるのが夢。 気づけば食品業界に20年近くも身を置く究極の食オタクです。 前職では8年以上マクロビオティックを実践し、学んできました。その経験をよりカジュアルで身近な存在に変えていく今の仕事が楽しい。