大泉工場(OKS CAMPUS)に訪れる秋

今回コラムを担当します。大泉工場の内田です。

さて、埼玉県川口市にある「OKS CAMPUS」は、大泉工場が手がける自然と文化とアートが融合した施設となっています。秋の訪れとともに、OKS CAMPUS全体が柔らかな日差しに包まれ、訪れる人が季節の移り変わりを体験できる場所となっています。

秋の足音シークレットガーデン

OKS CAMPUS内の「シークレットガーデン」では、芙蓉(フヨウ)が朝は白、午後には淡いピンクへと変化し、時間とともに表情を変える花々が空間を演出します。柿や栗、銀杏の木々も実をつけ、秋の実りを感じる散策が楽しめます。落ち葉が敷き詰められた小径や紅葉のフォトスポットも点在し、訪れるたびに新しい発見があります。

秋と歴史と現代アート

OKS CAMPUSの一角には、鋳鉄製の象のモニュメントが登場します。これは大泉工場の創業時の鋳物事業を象徴するアート作品で、歴史と未来をつなぐ存在として静かにたたずんでいます。登録有形文化財の日本家屋では、ヨガ体験や発酵スパークリングティー「_SHIP KOMBUCHA」の試飲など、五感で楽しむイベントも開催されており、心身を整えるひとときを提供します。

秋の彩り1110CAFE/BAKERY

OKS CAMPUS内の「1110 CAFE/BAKERY」では、秋の味覚をテーマにしたプラントベースの限定メニューが登場。「秋のまるごとパンプキン・ポタージュ」や「れんこんニョッキ ~きのこクリームソース~」、「キャラメルりんごナッツロール」など、季節の素材を活かした料理が並び、秋のひとときを楽しめます。

自然、文化、食が調和するOKS CAMPUSの秋は、訪れる人に静かな感動と癒しをもたらします。忙しい日常から少し離れて、季節を感じる時間を過ごしてみてください。

巷の話題「温暖化が奪う実りの色」

ある新聞の記事で農家の人たちの声を目にしました。

「秋の市場に並ぶ果物の棚の濃い紫のブドウ、橙に輝く柿、その色合いが少しずつ変わっているんです。夜が冷えなくなって、果物の色が浅いんです。」

「?」私にはわからない。

「どういうこと」とChat GPTに聞いてみた。

(↓コウイウコトデス、、、)

「ブドウや柿は、昼に光合成で糖をつくり、夜の涼しさの中で果実に蓄えます。昼夜の温度差が大きいほど糖度が高まり、色も濃くなります。しかし、温暖化で夜の気温が下がらないと、果実は呼吸で糖を消費してしまい、甘みも色も十分に育たなくなります。」と回答がありました。🤔むむむ?

果物の色が淡くなる。それは、地球が静かに発する警告の色かもしれません。

大泉工場CAMPUSは科学、芸術、自然を融合させた環境づくりに取り組んでいます。

「素敵な環境を創造する」ために循環型のコンポスト運用やコンブチャの製造の段階で排出される水蒸気や排水、廃棄物などを可能な限り減らし再利用し、地球環境にやさしい循環型農業を実践しています。

ぜひ一度訪れ、体感してください。