今回コラムを担当します。大泉工場の内田です。
今年は梅雨があったの?と疑問に思っている間に夏本番を迎えます!
夏と言えば、海、山、すいか、かき氷などなどが思い浮かびます。そんな中で今回は「蝉」に目を向けてみました。夏空の下「ミーンミンミンミンミー」と聞こえてくる蝉の声が役に立つお話です。
熱中症を知ろう
(熱中症とは?)
高温多湿な環境に長時間いることで、発汗による体温調節等がうまく働かなくなり、体内に熱がこもった状態のことです。
(熱中症になりやすい条件は?)
熱中症になる条件は「環境」「体の状態」「行動」の3種類が要因と言われています。
○環境条件:気温が28℃以上や湿度60%以上、強い日差し、風がないなどの天候
○身体的条件:年齢や体調、持病など一人ひとりのその時の状態
○行動条件:長時間の屋外作業や激しい運動を行う
(熱中症予防)
熱中症にならないための方法を一部教えます。みなさんも調べてください。
○暑いところに滞在しない・・・・・基本的に、気温が35℃を超えるときには運動をしない。
30℃を超える場合は、最低20分おきに休憩と水分摂取が必要です。
○気温・湿度で判断する・・・・・自分が暑いと思うかどうかで判断せず、気温や湿度をみて環境の調整をしましょう。
○喉が渇く前に水分をとる・・・・・飲みたいと思ったときにではなく、30分に1回など、定期的に水分を摂取し、特に塩分を含む飲料を選ぶことが重要です。
<耳より情報>
「酢酸」の持つ「疲労回復」「食欲増進」「血糖値上昇抑制」効果に加え、酢酸と水分を一緒に取ることで水分とミネラル補給が同時に行え、熱中症対策になるといわれています。
そこでご紹介するのが、大泉工場が製造販売している「KOMBUCHA」です。
酢酸を含む飲料からは、ミネラル、糖分を一緒に取ることができ、軽度の脱水症状対策になるといわれています。
ぜひ今夏の熱中症予防アイテムに加えては如何でしょう。
また、ある記事にロングラン後の足のだるさが消えるスペシャルドリンクとして「はちみつリンゴ酢」があると紹介されていました。
効果をもたらす成分は、
- 炭酸に含まれる二酸化炭素が、血行を促進し疲労を排出
- ぶどう糖や果糖などが体内で素早くエネルギーに変化され疲労回復
- クエン酸による疲労回復
_SHIP KOMBUCHAにはクエン酸の代わりに「酢酸」が入っています。クエン酸と酢酸は同等に疲労回復効果がありますが、酢酸には+アミノ酸が含まれているため免疫力の向上も期待できます。

外出先で気温が何度だか分からない!そんな時のためのお役立ち情報です。
夏の風物詩 「蝉の声」

梅雨が明けると夏の訪れを知らせるかのように蝉の大合唱が始まります。
ここ数年、朝夕は鳴き声を聞くことが出来ますが、昼間に聞くことが少なくなって様な気がします。わたしが子どもの頃は、真夏の昼間でも蝉の声がしていたのにと感じ、もしかしたら理由があるのかもしれない!ということから蝉です。
(どんな昆虫)

世界には約1,600種類、日本には約30種類のセミが生息しています。
最大の特徴は、鳴き声でしょう。蝉が鳴く行動はメスを引き寄せることを目的としており、種類によって異なるリズムや音色を持っているそうです。みなさんもご存じの通り、幼虫は地中で長い年月をかけながら成長し、成虫になると数週間の短い命を生きます。
(一斉に泣き止む理由)
日本のセミはだいたい25度〜33度くらいで鳴くことが分かっています。そして重要なのは、気温が34度以上に高くなって暑くなりすぎると鳴かなくなるという生理的限界があることです。これは蝉が「危険な暑さを感じると、身体を保護するために鳴かなくなる」習性を持っているためで、むしろ蝉の沈黙は「危険な暑さ」の指標として機能していると言えます。(日本セミの会調査)

蝉が35度以上で活動を停止する「熱中症」状態が科学的に確認されたのです。(奈良県橿原市昆虫館友の会調査)
蝉の鳴き声が止んだら熱中症に注意!!
調査結果では、蝉が鳴かなくなったら気温は34℃以上になっている可能性があります。蝉の沈黙は「熱中症にならないように暑い日差しを避け、涼しい場所でこまめに水分を取って過ごしましょう」というメッセージと受け取りましょう。
まとめ
温暖化が進んで気温が上昇する現在、日中に蝉の声を聞くことは出来なくなっていくことでしょう。わたしたちは、道具を使いやり過ごすことは出来ますが、蝉たちは「・・・」考えさせられます。
大泉工場CAMPUSは科学、芸術、自然を融合させた環境づくりに取り組んでいます。
「素敵な環境を創造する」ために循環型のコンポスト運用やコンブチャの製造の段階で排出される水蒸気や排水、廃棄物などを可能な限り減らし再利用し、地球環境にやさしい循環型農業を実践しています。
ぜひ一度訪れ、体感してください。