【大泉工場免疫力強化レポート Vol.2】② KOMBUCHA_SHIP BREWER石橋和典インタビュー〈後半〉

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KOMBUCHA_SHIP(コンブチャ・シップ)でKOMBUCHA(コンブチャ)に関するすべての業務を担当する石橋和典のインタビュー続編です。続編ではKOMBUCHA(コンブチャ)によりフォーカスした内容をお届けします。是非ご一読ください。

世界と日本のKOMBUCHA市場の違いとは

田中:
KOMBUCHA(コンブチャ)とはどういう飲み物ですか?

石橋:
お茶を原料にした発酵飲料です。抽出した液体のお茶に糖類を加え、スコビーと呼ばれる発酵から生まれた膜状の菌の集合体を加えて発酵させます。起源は古いとされており発祥の地は定かではありませんが、ロシアやモンゴルでは古くから似た飲料が飲まれていました。
現在では世界中で家庭での醸造から、専門的なBREWERYまで数多くの方がKOMBUCHA(コンブチャ)を作っています。日本では紅茶キノコとして70年代に一時流行しました。KOMBUCHA_SHIP(コンブチャ・シップ)では当時難しかった品質や発酵の管理を徹底することで、おいしくて安心して召し上がっていただけるKOMBUCHA(コンブチャ)を製造しています。

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田中:
KOMBUCHA(コンブチャ)を飲むことで一般的にはどういったポジティブな効果が期待できるとされていますか?

石橋:
発酵飲料なので、腸内環境の改善・糖や脂肪の吸収を抑える効果が期待できるとされています。また、メンタル的な部分で気持ちがハッピーになるとも言われますね!
KOMBUCHA_SHIP(コンブチャ・シップ)ではより多くの方に安心して飲んでいただけるよう原料はオーガニック・ナチュラルにこだわり、糖類を植物由来の物に限定することで、食事制限のある方にも安心して飲んでいただける商品を提供しています。

田中:
KOMBUCHA(コンブチャ)先進国ではどういった飲み物として市場が広がっていますか?

石橋:
現在、世界で圧倒的な市場規模があるのはアメリカ西海岸地域です。KOMBUCHA(コンブチャ)以前に、食や健康に対する意識が高まっており、その要素の一つとしてKOMBUCHA(コンブチャ)が非常に注目されています。

日本では家庭で梅干しや漬物を作る文化がありますが、アメリカでも今ピクルスやケフィア・ヨーグルトなどを作る家庭が増えています。その流れでKOMBUCHA(コンブチャ)を家庭で作っている方も増えていますね。

もちろん家庭で作ることはせず、専門家が製造したより美味しいKOMBUCHA(コンブチャ)を求める方も多くいらっしゃり、複合的に市場の拡大が続いています。大手の食品・飲料メーカーも市場に参入し、KOMBUCHA BREWERYへの投資や買収を行っています。また、自社でBREWERYを構え、自社製のコールドプレスジュースと共に展開をしている企業もあります。
アメリカでのKOMBUCHA(コンブチャ)流通に関しては、3つの大きな流れがあります。

①大手資本による大規模な市場流通
②BREWERYがある州内でこだわった商品を扱うスーパーマーケットなどでの中規模流通
③ファーマーズマーケットなどの地域コミュニティでしか買えない小規模流通

そもそも世界にこれだけKOMBUCHA(コンブチャ)が広まったきっかけのひとつはKOMBUCHA(コンブチャ)を原料にしたサプリが挙げられます。現在は、高品質で本物のKOMBUCHA(コンブチャ)へと需要が移り変わり、市場もそれに合わせて拡大してきていると言えます。

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田中:
世界と日本でKOMBUCHA(コンブチャ)の需要について違いはありますか?

石橋:
日本では一般消費者に対し、健康飲料が海外ほどは心に刺さっていないように感じます。
今日本では今後のKOMBUCHA(コンブチャ)市場の伸びに企業が注目しています。
日本の場合、企業が情報を発信し、消費者がその情報をもとに購買行動を起こすという流れが多いですが、海外では逆の流れの方が多い。一般消費者の購買活動の流れに企業が乗っかるという形。
いずれの形にしても今は一般消費者の認知をもっと高めたいですね。

田中:
今後、日本でKOMBUCHA(コンブチャ)の認知・市場を広げる上で、どういったところが重要と考えますか?

石橋:
日本とアメリカとではまず消費人口が違います。アメリカではかなり尖った商品でも、一部の消費者に刺さればビジネスとしては成功します。例えばすごく苦いクラフトビールも一部の消費者の嗜好に合えばかなりの需要が見込めるという事です。
しかし、日本においては人口が少ない分、広く多くの消費者に受け入れられる事が重要だと考えます。また市場を活性化させるうえで、自社だけでなく他社とのコラボレーション商品や、KOMBUCHA(コンブチャ)の作り手を増やすための活動などを行い、KOMBUCHA(コンブチャ)市場全体の活性化を図らなければと思います。

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KOMBUCHAと免疫力、KOMBUCHA_SHIPの今後について

田中:
現在世界ではKOMBUCHA(コンブチャ)についてどういった研究がされていますか?

石橋:
実はKOMBUCHA(コンブチャ)は未だにすべて研究結果が出ている飲料ではありません。現在進められている研究では、スコビーには遺伝子研究の結果5つのグループが存在している事が判明しました。人間に例えていうなら白人・黒人・黄色人種がいるといったレベルです。それ以上のことはまだ判明していません。
しかし、研究結果をもとに現在、スコビーはどういった特定の菌や酵母から発酵され、その結果どういった効果が期待されるかなどの研究が行われています。さらにより多くの栄養や健康効果が得られるスコビーの種類や発酵の方法なども研究されています。
KOMBUCHA(コンブチャ)から得られる免疫力強化への働きかけとしては、発酵由来の有機酸が、腸内における他の栄養素や酵素と結びつき脂肪や糖の吸収を抑えてくれます。その結果、血糖値の上昇を抑制し、内臓脂肪値が下がる効果が期待できます。そうすることで、代謝が上がり免疫力が強化されます。
KOMBUCHA(コンブチャ)と免疫力の結びつきについても現在各国の企業や大学で研究が進んでいます。

田中:
KOMBUCHA_SHIP(コンブチャ・シップ)では今後どういった活動を考えていますか?

石橋:
新レシピでのKOMBUCHA_SHIP(コンブチャ・シップ)リリースを控えています。お茶の抽出方法の改良と、フレーバーの原料をすべて国産のオーガニック・ナチュラルなものに切り替えます。そうすることで、より日本らしさや他国の商品にはないオリジナリティを追求します。

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田中:
最後に大泉工場で目指すもの、夢を教えてください。

石橋:
KOMBUCHA(コンブチャ)という形で食を通じて環境や社会に貢献したいです。
ただ商品を作って売るだけでなく、KOMBUCHA(コンブチャ)を通じてそういった夢を追いかけたいですね!

第2回OKS免疫力強化レポートいかがでしたでしょうか?
世界最新のKOMBUCHA(コンブチャ)事情と日本で唯一のKOMBUCHA BREWERYでの作り手としての熱い思いが伝わってきました。
これからますます解明されていくであろうKOMBUCHA(コンブチャ)と免疫や健康へのかかわりにも目が離せません。
第3回の免疫力強化レポートもどうぞお楽しみに!

ABOUTこの記事をかいた人

Tanaka

大学卒業後、飲食業界へ就職。10年の経験を経てマクロな視点で飲食業に携わるため転職を決意。大泉工場入社後、直営店での勤務経験を経て現在はPRを担当。新たな領域で邁進中。