見方を変えた瞬間、世界は別物になる

  • 機能性発酵飲料「_SHIP KOMBUCHA」の製造販売
  • 100% Plant-Based/Naturalな素材にこだわったカフェ「1110 CAFE/BAKERY(川口市領家)、「BROOKS GREENLIT CAFE(港区南青山)」の運営
  • 約3000坪の自社敷地を活用した各種イベントを開催
  • 自社農場で野菜の有機栽培に挑戦
  • サーキュラーエコノミーの実践                        などなど

素敵な環境を創造し続け、世の中を笑顔で満たす活動をしている、大泉工場のKANです。

先日、僕は44歳の誕生日を迎えた。
誕生日は、ただ年齢が一つ増える日として通り過ぎることもできるし、新しい一年の意味づけをして特別な日にすることもできる。
物事は「どう捉えるか」で、その価値が大きく変わる。そんなことをあらためて思った。

ただの日付も、やっている事業も、見方と捉え方をちょっと変えるだけで、新たな発見とチャンスをものにできる。

唐突かもしれないが、8月24日。
この日は「ドレッシングの日」だと聞いたことがあるだろうか?
正直、初めて耳にしたときは「なんのこっちゃ」と思った。8月24日とドレッシングに、どんな関係があるというのか。語呂合わせでもなさそうだ。

答えはカレンダーにある。
8月24日の真下は8月31日。8月31日は「野菜(831)の日」だ。その“野菜”の上にある日だから、野菜にかけるドレッシングと見立てた——それがこの記念日の由来だ。
世界共通のカレンダーというルールの中で、視線を少しズラすことで生まれた発想。これを知ったとき、その柔らかさとユーモアに唸った。

似たような発想は、僕の身近にもある。
川口の職人、菅野さんが手がける「エアロコンセプト」というブランドだ。もともと航空機部品の下請けをしていた彼は、自分が本当に持ちたいと思えるプロダクトを作ろうと決めた。
そこで生まれたのが、表面に大小様々な美しい丸穴が均等にあけられたカバンや名刺入れだ。一見、デザインのために穴をあけているように見えるが、そこには航空機部品づくりで培った“軽量化と耐久性”という、相反する要素を両立させる技術が息づいている。視点を変え、技術を美学に昇華させた結果、彼の製品はハリウッド映画にも登場し、世界中に愛されるブランドになった。

この「視点を変える」という力は、僕自身の仕事にも何度もチャンスを運んできた。
KOMBUCHAを日本で広めようとしたとき、最初は誰も興味を示さなかった。ポップコーンのビジネスも同じだ。
僕がポップコーンに惹かれたのは、アメリカの駅構内で弾きたてのポップコーンを売っている光景を見たときだ。その瞬間、駅がまるでテーマパークのように感じられた。
「ポップコーンは映画館か遊園地で食べるもの」という固定観念を外し、街中で日常的に楽しむ風景を想像したら、そこにワクワクする可能性が広がった。
結果としてこの事業は一区切りを迎えたけれど、あのとき芽生えた感覚——“視点を変えることで生まれるチャンス”——は、今も僕の中で生き続けている。

菅野さんも、一度は会社が厳しい状況に追い込まれ、自暴自棄になった時期があったという。
けれど、自分のプロダクトの見方を少し変えたことで、新しい価値を見いだし、息を吹き返した。今では、世界が認める職人ブランドを築き上げている。

視点の転換は、誰にでもできる。
ただし、その「一歩目」を見つけるのは簡単ではない。見つけた後も、それを形にして人に届けるためには行動が必要だ。
でも、その難しさを乗り越えてこそ、他の誰も持っていない自分だけの景色が広がる。

44歳になった僕にとって、この一年もまた、物事の見方を変え続ける年にしたい。
誕生日を、ただ年を重ねる日として終わらせるのではなく、新しい挑戦を決意する日として捉える。
その意識の持ち方が、未来をまったく違う形にしていく——僕はそう信じている。

そして一年後の誕生日には、今日とはまた違う景色を見ていたい。
その景色が今よりも少しでも広く、美しく、そして誰かの笑顔につながっているなら、それが44歳を生きた証になる。

そんな景色を一緒に見たいという仲間との出会いを、大泉工場では常に求めている。

興味を持っていただけたらぜひ、エントリーしてみてほしい。人それぞれの物事の捉え方には、無限の可能性が広がっているのだから。

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