GOLDMEDAL社小型マシンについて

今回は大泉工場の取り扱いマシンの中で、GOLDMEDAL社(以下、GM社)の小型マシンについてご紹介します。

日本ではポップコーンマシンはお祭りの屋台や学校行事などで多く見られ、他の施設などにも広がってきていますが、アメリカではオフィスや銀行、養老ホームなどにも置かれているそうです。

大泉工場では数あるGM社のマシンの中で、1866XJ「ULTRA P-60」という6オンス用マシンと2389JX「Lil’ Maxx」という8オンス用のマシンを扱っています。

どちらも卓上で使用できる小型のマシンで、カートに載せて使用することも可能です。カートはアンティーク感のあるデザインです。

8oz ①ポップコーンマシン(6oz)

「ULTRA P-60」はブラウンを基調にしたデザインで高級感があります。
「Lil’ Maxx」はステンレスの外装で工業製品感がありますが、付属のシートを貼るとポップなデザインにすることもできます。

ポップコーンに最適にデザインされたケトル

ポップコーン豆を弾くケトルが2層構造になっています。

コーンへ熱を伝えるために熱伝導の良いアルミに、コーンが触れ調理する面を清潔に保ちやすいステンレスでカバーしています。
また、調理時にかき混ぜるためのアジテーターロッドが、ケトル内をまんべんなくかき混ぜられるようにデザインされています。

アジテーターとフタが簡単に外せるようになっており、清掃がやりやすくなっています。

加熱温度の調節は簡易なもので、一定の温度まで加熱し自動でOFFになり、冷えてきたらまたONになるという動作を繰り返します。
これはポップコーン豆の弾ける温度に合わせて設計されています。

ケトルは、コーンを弾き終わった後、ケトルから取り出す際にハンドルで簡単にベントダウン出来るように適切なハンガーにかけてあります。

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ポップコーンの調理量に合わせたアジテーターモーター

アジテーターを回すモーターは大げさなものではなく、ポップコーンの調理する量に合わせて設計されています。

ポップコーンを貯めておくボディの特徴

弾き終わってベントダウンしたポップコーンはある程度貯めることが出来、サクサクした食感になるようかき混ぜて粗熱を取って、
弾け残った豆を落とすことが出来るように、適切な大きさの穴が空いたトレイが床面にあります。

かき混ぜた際に落とした弾け残りは、簡単に捨てられるようにトレイで受けています。
また、床面には少しだけ温めるヒーターがついており、ポップコーンを保温しておくことが出来ます。

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ボディ内の照明は食品を美味しく見せるため、温かみのある色の電球が付いています。ボディのお客様に見える側は耐熱ガラスを使用しており、作る側は簡単に外して丸洗いできるアクリルの扉を使用しています。

調理時にポップコーンの香ばしい香りが出てきますが、特に「Lil’ Maxx」はファンによって外に送風するようになっています。

このように小さいながら、各所がポップコーン調理に最適にデザインされたマシンとなっています。

大泉工場では、どちらのマシンも部品在庫を持っており、即時メンテナンスの対応が可能です。

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ABOUTこの記事をかいた人

YUTAKA IGARASHI

前職は大手ガスエンジニアリング会社にて様々な業務に関わる。機械設計、メンテナンスに関わっていたことから、大泉工場のマシンメンテナンスに関わるために入社。 食と健康に関心を持っていたことから未来を見据えたFUTURE FUN FOODチームに所属。趣味はドラムを中心とした音楽活動。