goodnature X-1 でワンランク上の使い方

こんにちは、メンテナンスのsakamotoです。

今回お話する内容はgoodnature社の “X-1”
誕生から30年ほど経つ大型コールドプレスジュース(CPJ)マシンです。

もしかするとユーザー様向けの内容かも知れませんが、この大型のX-1は現在3代目を迎え、
世界70カ国以上で活躍する本物のCPJジューサーです。

日本でもこのX-1を愛用している店舗はとても多く、最近はこの大型X-1が注目されていて、
X-1で作られたコールドプレスジュースを多くの方に飲んでいただき、
コールドプレスジュースの良さが広まって行く事がとても嬉しいです。

X-11

Goodnature社のマシンは2つの工程で搾るマシンとし、
このX-1についてはグラインダーとプレス部で名前が違いグラインダー部分を「EG-260」、
プレス部分を「X-1」と言います。

グラインダーのEG-260は更に上の大型のマシンでも使用されている為、性能の高さがわかります。
マシン型名は「X-1/EG-260」このグラインダーとプレスを纏めた物を “X-1” と言います。

X-12

このX-1は小型のマシン「X-1mini・M-1」と同じ動きをしますが、
搾る材料に合わせ「プレスバッグ、グラインダーブレード、グラインダー速度」を撰ぶ事ができます。

使い方によっては、どのジューサーより多くのジュースを搾る事ができます。
今回はこのX-1をワンランク上の使い方のご紹介をしたいと思います。

ここからはジュースを搾るときに使う「プレスバッグ、グラインダーブレード、
グラインダー速度」の基本的な設定ガイドです。

X-14

青果を混ぜて粉砕する場合、
プレスバッグは3種類ある(細/中/粗織)のから中織りタイプ、

グラインダーブレードも3種類ある(細/中/粗目)から中目タイプ、

グラインダー速度は標準設定の4500rpmが効率よく粉砕でき、この組み合わせが最適でお勧め致します。

一般的な成果は表のとおりです。

X-15

材料を混ぜず別々に粉砕する場合は、下記を参考にして下さい。

【材料 – バッグ/ブレード】
・リンゴ – 中織り/粗目
・ビーツ – 細織り/細目
・にんじん – 細織り/細目
・セロリ– 中織り/中目
・葉物野菜 – 中織り/中目
・キュウリ – 中織り/中目
・生姜 – 細織り/細目
・梨 – 細織り/粗目
・パイナップル – 中織り/粗目
・ぶどう – 袋をしっかり閉める / 他の材料と混ぜるか、粉砕しない方が良い場合もある。
・ウィートグラスとハーブ – 他の材料と一緒に粉砕するか、フードプロセッサーを使用
・アーモンド、他のナッツ – 粗織り/水に浸し、ブレンダーまたはフードプロセッサー使用して粉砕します。

グラインダー速度も標準で十分ですが、細目のグラインダーディスクを使い粉砕する際は
グラインダーの速度を速くしてください。

硬い果物や野菜の場合、グラインダーディスクは細目をお勧めします。
逆に柔らかい果物や野菜の場合は、粗目をお使いください。

X-16

以上、CPJ搾りでの参考になれば幸いです。

ABOUTこの記事をかいた人

Yuichi Sakamoto

東京都足立区生まれ、学生の頃から乗り物が好きで某自動車メーカーへ入社。その後趣味であったオートバイに携わりたく二輪製造の道へ進みますが、食に対し興味が有り食品機械を取り扱う、大泉工場のメンテナンスとし入社。ポップコーン関連のマシン整備や修理をしてましたが、現在はGoodnature Team専属メンテナンスとして、ジュースマシンを担当しています。