総務より『13の企業で行った素敵なまちへのACTION』

人事総務の富本です。

今回は、6月12日木曜日に川口の13の企業団体で実施した『第二回CLEAN UP 川口領家 素敵なまちへ 今できることからはじめよう』について書きました。

この活動を知っていただけたら嬉しいです。

目的ときっかけ

大泉工場では「素敵な環境を創造する」理念のもと、2016年10月に『創業100周年企画』を皮切りに『芝川クリーンプロジェクト』を始動しました。

かれこれ7年以上続けてきている取り組みです。

会社を成長させてくれた川口元郷~領家エリアをきれいにして、まちの発展や地域振興へ繋げる第一歩とし、近くを流れる芝川を楽しく歩ける道にしていきたい。

旧芝川は、水質が非常に汚れていた時期がありましたが、地方公共団体や地域住民の方々によって生物が住めるように改善されてきており、現在も様々な形で水辺再生事業が続いています。

大泉工場の『芝川クリーンプロジェクト』もそのひとつとして、芝川流域の環境整備に取り組んできました。

 

『腸内環境から地球環境を美化する』

『新たな発想は綺麗な環境からこそ生まれる』

 

この想いを持って社長、社員が自主的に毎週近隣のゴミ拾いを続けてきています。

清掃を通じて、自主的に行動する人が集まれば、もっと良い地域社会が創れる。

できることからはじめて、住みやすく、働きやすい街づくりを一歩一歩、目指してきました。

そして昨年ごみゼロの日(5/30)に、近隣企業のみなさまとご一緒に清掃活動をスタートしました。

不安のはじめの一歩

それまで近隣企業との取り組みの前例がほとんどなく、どんな方が働いていて、どんな反応を示すのか全く想像ができない中でのスタートでした。

日々の業務で忙しくされているはずなので、時間が取れないことを理由に、相手にもされず、もしかしたら参加0になるのでは、、、と不安を抱きながら1件1件電話で賛同を求めるところからはじめました。

ですが嬉しいことに、13の企業団体で開催することができました。

CSR(企業の社会的責任)として、必要なアクションとは思っていても、どのようにはじめれば良いかわからない、0→1で立ち上げるには負担が大きい会社にとっては、まずは地域の取り組みに参加することで、一歩を踏み出せるきっかけを創ることにもなると感じました。

会社の垣根を越えて、コミュニケーションを取りながらまちをきれいにすることに意義を感じましたし、続けることでより多くの方へ私たちの取り組みが届き、多角的に良い影響が広がっていく可能性を感じました。

可能性

2回目となる今年は、各社とのコミュニケーションがスムーズに取れるようになったことに加えて、「関連会社も参加したい!との声が上がっている」とお聞きして、少しずつこの取り組みが広まっていることを実感しました。

また、昨年の参加で、自社敷地の周りが汚れていることに気がついて、定期的なごみ拾いを始めたなど、嬉しい話もありました。

その情報をもとに、A〜Gの7グループに分けて、できるだけ自社周辺を清掃ルートにして、気づきや参加者のエンゲージメントを高めることにも繋げられるように設計しました。

「まちをきれいにする想いは皆同じ」の考えのもと、参加企業全社が主催であり対等な関係、としています。

また、せっかくの近隣企業が集まる機会ですので、開会式で一社ごと、挨拶の時間を設けて、お互いを知り、協力関係を育む起点にしたいと考えました。

大泉工場における本部の役割

大泉工場本部のチームビジョンとしてはじめたこの取り組み。

本部には経理財務、人事総務、不動産管理、品質管理と、いわば”間接部門”で、会社組織全体を円滑に運営するため、社内のあらゆる業務をサポートし、社員が働きやすい環境を整えることが主な役目ですが、会社理念に紐づくアクションも大切な仕事になります。

初代社長大泉寛三は第五代川口市長として、会社だけでなく、高度経済成長の日本を鋳物産業で下支えしたまち「川口」の繁栄への礎を築きました。

大泉寛太郎現社長となり、人や事業内容は変わっても、地域振興や地域活性化に繋がることは積極的に取り組んでいます。

今回の『第二回CLEAN UP 川口領家 素敵なまちへ 今できることからはじめよう』もその一環として行いました。

領家地区、川口市、埼玉県、日本、世界、とズームアウトして考えると、小さなアクションかもしれませんが、確実に『素敵な環境を創造する』『地球を笑顔で満たす』ことへ近づいていると信じて取り組んでいます。

まとめ

■開催日時

2025年6月12日(木)9:30~11:00

 
■参加企業

1.株式会社富澤

2.株式会社宮岡

3.ヤマトボックスチャーター株式会社

4.ヤマト運輸株式会社

5.フィット株式会社 川口商品センター

6.ヱスケー石鹸株式会社

7.株式会社スーパーレックス

8.伊藤忠ロジスティクス

9.株式会社ラボ生産

10.横山産業株式会社

11.川口化学工業株式会社

12.アヴェントゥーラ川口(サッカーチーム)

13.株式会社大泉工場

 

■メディア取材

1.JCOM 株式会社

2.読売新聞さいたま支社

 

■ゴミの収集量

総計:22.75kg

<内訳>

燃えるごみ:13.30kg

ペットボトル:1.26kg

燃えないごみ:6.99kg

 缶:1.20kg

 

ご一緒に素敵なまちへ、進めていきませんか?

次回は、2026年5月の実施を予定しています。

この取り組みに参加したい企業様はinfo@oks-j.comまたは048-222-1171(人事総務)へお問い合わせください。

ご連絡をお待ちしております!