正体は、希少な「台湾文旦」でした。足元の自然と野上シェフが起こした、バレンタインの奇跡

こんにちはPR tamuraです。

冬の寒さが深まると、チョコレートの濃厚なコクが恋しくなります。 今年のバレンタイン、1110 CAFE/BAKERYがお届けするテーマは「CITRUS NOIR(シトラス・ノワール)」。カカオのほろ苦さに、鮮やかな柑橘の香りを重ねた、大人のためのラインアップです。

中でも、私がひとくち食べて、その洗練された味わいに深く感銘を受けた一品があります。それが「バナナショコラブレッド」です。

十数年前の記憶と、塗り替えられた「一番」

私には、忘れられない味があります。 それは十数年前、なかなか進まない長引く陣痛に耐えていたときのこと。当時の大家さんが、私の体を心配して「頑張ってね」と差し入れてくれた手作りのバナナブレッドでした。材料の素朴な風味が伝わってくるような、優しく家庭的な美味しさ。あの時の心細さを包み込んでくれた温かな味は、今でも私の人生の大切な記憶と深く結びついています。

それ以来、私の中でバナナブレッドの基準は、あの時の思い出の味でした。 しかし、野上シェフが作り上げた今期の新作を口にした瞬間、懐かしい記憶が蘇ると同時に、心地よい驚きが込み上げました。

それは、家庭的な「安心する美味しさ」とはまた異なる、素材の組み合わせが緻密に設計された「プロが生み出す洗練」の極みでした。「バナナブレッドという食べ物は、これほどまでに美しく、奥行きのある世界を表現できるものだったのか」と。長く大切にしてきた思い出に並ぶ、新しい感動に出会った瞬間でした。

ずっと「レモン」だと思っていた、敷地の宝物

この感動を支えているのは、私たちの足元に眠っていた「物語」です。 1110 CAFE/BAKERYがある大泉工場本社敷地「OKS CAMPUS」内には、毎年たわわに実をつける柑橘の木があります。私たちは長い間、それをレモンだと思い込み、デトックスウォーターやコンブチャの割材として大切に使ってきました。

ところが今年、実はそれが非常に珍しい「台湾文旦(ぶんたん)」であることが判明したのです。

ずっとそばにあったのに、その真の価値に気づけていなかった地域の恵み。野上シェフは、この農薬に頼らず自生してきた文旦に光を当て、プロの技術で最高の一皿へと昇華させました。

ひとくちごとに驚きがある、大人のための設計

「バナナショコラブレッド」は、完熟バナナの甘みを軸に、未精製の砂糖「ベルジョワーズ」で深いコクを加え、しっとり濃厚に焼き上げています。

そのリッチな味わいの中に忍ばせたのが、件の「台湾文旦」で作った自家製コンフィチュールです。バナナの甘みと混ざり合う、文旦特有のほろ苦さと爽やかな酸味。アーモンドプードルを贅沢に使用した生地は、口に入れた瞬間から、食べ終わったあとの余韻まで計算し尽くされています。

卵や乳製品を使わない「プラントベース」でありながら、これほどまでに官能的な仕上がりになるのは、素材の力を引き出す野上シェフの真骨頂。

今の私たちが誇りを持って届ける「奇跡の一本」。 歴史あるOKS CAMPUSの冬の息吹を、ぜひそのひとくちで感じてみてください。


【商品情報】 バナナショコラブレッド 2,000円(税込) ※1月15日より期間限定販売