呼ばれれば呼ばれるほど、幸福感が高まる言葉の正体

最近は、「社長」ではなく「_SHIP KOMBUCHAの営業スタッフ」として、充実の日々を過ごしているKANです。
うちのKOMBUCHA、本当に世界一なので、ぜひご興味をお持ちの方は、お気軽にお問い合わせください!

さて、今回のテーマは「幸福感が高まる言葉」。

2022年の年の瀬から、大泉工場では毎週月曜の朝、CEO朝会という、有志を募って、より良い会社を作るための語らいの機会を、JUKUBOXを舞台に創っています。

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2022年開校した、最高の学舎JUKUBOX。探究心が磨かれる企画が、目白押しです

その中で一度、「欲求」をテーマに会を催しました。

ブッダが定言した7大欲求、皆さんはご存知でしょうか?
「食欲」「性欲」「睡眠欲」という3大欲求は、耳にしたことがある方が多いことでしょう。

そこに、「生存欲」「怠惰欲」「感楽欲」「承認欲」の4つの欲を加えたものが、ブッダが定言した7大欲求です。

この欲の中でも、最も特異なものが「承認欲」。
言葉の通り、周りの人々に「認められている」ことを望むことが、この「承認欲」。褒められることとはちょっと違う、認知されていることを知ることで満たされる欲求です。

この欲求を満たし合うアクションの最たるものが「挨拶」。
「おはよう」から始まり、「お疲れ様でした」で終わる、日常で簡単に取り入れることができるアクションです。

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2016年ベナンにて、地元の子どもたちと、言葉は全く通じませんが、「挨拶」で心はすぐに通じる

この欲をより満たす方法…というか、言葉があることを、今日はコラムにしてお届けしたいなと思います。

遡ること22年前、自分はアメリカサンディエゴのスターバックスコーヒーで、「気持ちいい〜」という体験をしたのを、今でも覚えています。

海外に訪れた際や、最近では日本のコーヒーショップなどでも、結構多くの人が体験したことがあるのかなと思いますが、一つ一つオーダー後に作られる商品を注文した際、「名前」を聞かれる機会が増えているような気がします。
そして自分の注文した商品が完成したら、自分の名前を呼んでもらいます。

それが初めはちょっと恥ずかしいのですが、気づいたら、気持ちよくなります。

自分は「KAN(かん)」と呼んでもらいます。本名である「寛太郎(かんたろう)」は、自慢の名前ではあるものの、若干長いかなと思い、そう呼んでもらうようにしています。

この「名前を呼んでもらう」というのは、実はすごく承認欲が満たされ、幸せになると言われています。

調べてみたら、会話に相手の名前を入れると好意が伝わりやすくなる「カクテルパーティー効果」という心理テクニックがあるみたいですね。もちろん、スターバックスコーヒーのスタッフが、お客様全員に対してそんなテクニックを意識して使っているとは思えませんが、好意が伝わってくると、よっぽどのことがない限り、嬉しい気分になりますよね。あれ、自分だけ??

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名前とはちょっと違うけど、こんな落書きも嬉しい(2017年当時のKOMBUCHAラベル。。。かっこいい)

そして最近は、そのさらに上の経験をしました!

今年4月、アメリカロサンゼルスで訪れた、新進気鋭のベーグルショップcollage bagelでのこと。注文を終え、いつも通り名前を伝えて商品を待っていると、「KAN!」と書かれたBOXが手元に届きました。

なぜ「!」が付いていたのかはわかりませんが、英語でexclamation markは、驚きや喜びを表す感嘆符として使われます。自分は、なんだか喜びを伝えてもらえた気がして、とても幸せな気分になりました。

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実際のベーグルBOX。なんだか幸せな気分になりました。

些細なことかもしれませんが、手書きで「名前+α」がこんなに嬉しいとは、考えたこともなかった。かけがえのない体験となりました。

名前は、自分の両親に与えてもらった、変え難い宝物。

これからも大事にしていきたいし、多くの人々を名前で呼び、幸福感を高めていくアクションをどんどんしようと思った、そんなひとときでした。

ちなみに自分は、「社長」と呼ばれる機会が多いのですが、できれば「KAN」や「KANTARO」と呼ばれたいので、そこんとこよろしくお願いします(笑)

また「こう呼んでほしい」という名前があったら、随時募集しております。

ABOUTこの記事をかいた人

大泉寛太郎

1981年生まれ。 学生時代より、イベントチームやフットサルチームの立ち上げ、BarなどでDJとして活動。 大手商業施設でテナントリーシングや営業企画、PR、広報など幅広い分野を経験したのち、2008年大泉工場入社、2012年より現職。 アジアからオセアニア、ヨーロッパ、北米、アフリカと世界中を飛び回り、地球の「今」を体感。 「地球を笑顔で満たす」というMISSIONを掲げ、日々、いかに「素敵な環境を創造するか」自問自答しながら生きている。 にゃん丸という愛猫と二人暮らし。