好奇心の発酵について

こんにちは!PRチームの江里です。

突然ですが、みなさんは「発酵」というキーワードを聞いて、どんなイメージを頭に浮かべますか?

例えば、漬物やヨーグルト、納豆などの「発酵食品」を浮かべる人が多いかもしれません。ビールやワインなどの発酵飲料、みそや醤油などの発酵調味料もありますよね。プクプクと発酵している景色のようなものを浮かべる人だっているかもしれません。

もしくは、「発酵といえばコンブチャ!」「カフェの花酵母パン!」なんて連想された方がいらっしゃったら、うれしい限りです。

発酵スパークリングティー _SHIP KOMBUCHA、大泉工場NISHIAZABUにて

発酵スパークリングティー _SHIP|大泉工場NISHIAZABUにて

そんなふうに、発酵というと「食べるもの」「飲むもの」というイメージに繋がることが多いような気もします。


【発酵とは】
微生物の働きによって人間にとって有益な形に変化すること


こんなふうに発酵の意味をとらえてみると、これって他のことにも置き換えられるんじゃないかと思うんです。

例えば、人の好奇心も発酵している?と思ったり。

積読 = 発酵?

ぼくは高校時代に村上春樹の『海辺のカフカ』を読んでから、読書好きになりました。

ただ、最近はなかなか読めていなくて、、、でも「本は好き!」という気持ちが先行して、買って、本棚にある本の半分は積読しています。笑

そして、たまに「この本買ったよな、いつか読みたいな」とずらっと本棚に並ぶ積読本を眺めることがあります。

book

「手に入れたけどまだ読んでいない本」を積読本と理解するなら、いつか「読みたい」と思うタイミングがくるはずです。

実際、「お!この本あったじゃん!読もう!」と購入から数ヶ月の期間を経て、ついに読むことがあります。これって、好奇心が発酵したのかな、と思ったりします。

その本を買ったということは、そのとき「読みたい」という好奇心が働いたということ。一方で、日々の忙しさなどで結局読まなかったとしても、心の中でその”好奇心”がプクプクと発酵してるんじゃないかって思うんです。

読書

もちろん、本棚のスペースは有限なので、ひたすらに本を増やしていくわけにはいきません。年末の大掃除などで手放してしまうこともあります。好奇心がうまく発酵しないことだってあります。

人間関係も発酵する?

ぼくには年に1回くらいしか会わない友人がいるのですが、特に「年に1回会おう」と決めているわけではありません。

ただなんとなく、会いたくなります。「最近どうしてるかな」とか自分のライフイベントでシェアしたい出来事があったりとか、ふとしたタイミングで会いたくなります。

その頻度が「年に1回」にだいたい安定しているのが面白いなぁと思うのですが、この会いたくなるタイミングというのも”発酵”なんじゃないかと。

coffee

時間差の反応が好奇心の発酵?

好奇心って、時間差でわきあがってくることもあると思います。今回は、読書と人間関係で例えてみましたが、それが映画だったり、飲食店だったり、場所だったり、いろいろとあると思います。

ある映画について「おもしろいよ!」と教えてもらったときにピンとこなくても、脳には情報としてインプットされているわけで、それが数ヶ月後に「観たい!」に変化することだってありますよね。

ある情報に触れたときに「興味がある」「興味がない」と反応があったとして、「興味がない」となったとき、それってほんとうに「興味がない」のでしょうか。

bubble

もしかしたら、”今”興味がなくても”あとで”好奇心がわいてくるかもしれません。もしくは”忘れた頃に”「そうだそうだ!あれだ!」となにかのスイッチで思い出して、好奇心がプクプクしだすかもしれません。

いま興味がなくても、あとで好奇心がわいてくる。もしかしたら、忘れた頃に”発酵”してくるかも。

そんな風に考えてみると、日々の情報との向き合い方がもうちょっと寛容になりそうな気もしてきます。まぁまぁ、焦らずに、と。

・・・

大泉工場では「素敵な環境を創造する」というビジョン実現のために、さまざまな活動をしています。

今回の”発酵”の話でいうと、発酵スパークリングティー _SHIPや本社敷地内の桃の花から採取した花酵母を使用してパンを焼き上げているプラントベースベーカリーカフェ 1110 CAFE/BAKERYなど、ぜひチェックしてみてくださいね。

▼_SHIP公式サイトはこちら
_SHIPバナー

▼1110 CAFE/BAKERY公式サイトはこちら
1110バナー